MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2017 トレード期限前のチーム別補強状況《ナショナルズ編》

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

ドラフト全体1位指名コンビの先発右腕ティーブン・ストラスバーグと強打者ブライス・ハーパーが主力に成長した2012年に地区優勝して以来、3度の地区制覇(12年、14年、16年)と黄金期を迎えているワシントン・ナショナルズ

 

しかし、期待されながら過去3回は地区シリーズどまりで、チャンピオンシップまで進めない状況が続いている。しかも、そうした若手も契約更改を数年後に控え、残された時間も少ない。

 

同地区のメッツも若手投手陣が驚異になり、西海岸のロサンゼルス・ドジャースは近年にない戦力が充実している。

 

そんな中、どんな補強をしたのかを見ていきたい。

 

《獲得選手》

 

RP ショーン・ドゥーリトル

RP ライアン・マドソン

INF/OF ハウィー・ケンドリック

RP ブランドン・キンツラ-

 

 

ナ・リーグ東部地区で4回目の制覇は問題がない状況だが、ジョー・ロスが今季絶望となり、スティーブン・ストラスバーグも10日間のDL入りで、リーグトップクラスの先発ローテも陰りが見え始めた。

 

ただ、懸案事項だったブルペンは3人を補強。シーズン当初からクローザーの選択に失敗し、防御率でMLB29位と低迷するブルペンを強化した。

 

クローザーにはツインズから28セーブの33歳ブランドン・キンツラ-を獲得したが、やや迫力不足といった感じ。他の選手も全員30代でチームに足りない経験を加えたという感じだが、ヤンキースドジャースの補強と比べたら見劣りする。