現地12日、WBC1次ラウンド・プールDのプエルトリコ代表対イタリア代表戦が行われ、9対3でプエルトリコが圧勝した。
プエルトリコ代表は3対3で迎えた3回、指名打者カルロス・ベルトラン(アストロズ)のタイムリー二塁打で1点を勝ち越し。続く4回にはカルロス・コレア三塁手(アストロズ)の3ラン本塁打で勝負を決めた。
今季レンジャーズのFAからアストロズへ移籍したベルトランは、来月40歳になる大ベテラン、WBCにも第1回から連続で出場している。
一方、コレアはメジャー2年の22歳。15年の新人王でベルトランと同じアストロズの期待の若手。前回準優勝のプエルトリコ代表だが、ベテランと若手の新旧がかみ合って3連勝の1位通過で2次ラウンド進出を決めた。
他の3ヶ国が2桁失点を繰り返す中で3試合で7失点しかしなかったプエルトリコ代表。これは16カ国中最低失点。捕手ロベルト・ペレス(インディアンス)を中心に守りの堅いチームと言える。
★WBC順位表(1次ラウンドD組)
①プエルトリコ 3勝0敗
②メキシコ 1勝2敗
③イタリア 1勝2敗
④ベネズエラ 1勝2敗