MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【HOF2017】強肩強打のイバン・ロドリゲス氏が資格取得1年目で殿堂入り

 

 今年の野球殿堂入りを決める全米野球記者協会(BBWAA)の投票結果が発表され、イバン・ロドリゲス(元レンジャーズほか)が資格取得1年目で殿堂入りを果たした。

 

 パッジの愛称で親しまれたロドリゲス氏(元レンジャーズほか)は、資格取得1年目にして得票率76.0%をマーク。一発合格で殿堂入りを果たした。

 

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 45歳の同氏は、日本でも野茂英雄氏の渡米以後、NHKメジャーリーグを衛星中継し始めたので、日本のMLBファンにもなじみがある選手だろう。

 

 個人的には、打撃よりもその強肩の守備が鮮烈で、2001年には盗塁阻止率.603を記録している。オールスターも14度選出で、90年代中頃からの10年間は、MLBを代表する捕手だった。

 

 このクラスの選手になれば、記録を列挙するだけでもすごい。

 

シルバースラッガー賞7回、通算打率も.296、捕手として記録した2,749安打(通算2,844安打)、1,290打点(通算1,332打点)は、いずれも歴代最多であり、2,427試合に出場、ゴールドグラブ賞13度も歴代最多。

 

304本塁打(通算311本)はマイク・ピアッツァに続く数字である。2,427試合出場と、ゴールドグラブ賞13度は捕手として史上最多。

 

 

2017年度のアメリカ野球殿堂には、ティム・レインズ(元アストロズ)、ジェフ・バグウェル(元エクスポズほか)も選出された。