メジャーリーグは10月のポストシーズンに向かって佳境に入ってきたが、既に可能性を失ったチームは来シーズンに向かって水面下でストーブリーグに突入することになる。
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この数年間で最も人材が薄いと言われているFA市場だが、9月になって早速「MLB TRADE RUMORS」が発表した今オフのフリーエージェント(FA)ランキングを紹介したい。
1.ヨエニス・セスペデス(メッツ・外野手)
2.アロルディス・チャップマン(カブス・クローザー)
3.ケンリー・ジャンセン(ドジャース・クローザー)
4.エドウィン・エンカーナシオン(ブルージェイズ・指名打者)
5.ウィルソン・ラモス(ナショナルズ・捕手)
6.イアン・デズモンド(レンジャーズ・中堅手/遊撃手)
10.ジョシュ・レディック(ドジャース・外野手)
こうしたランキングはメディアによって微妙に違ってくる。もちろん、これからのポストシーズンの活躍によって、例えば昨年のダニエル・マーフィーのように評価の上がるパターンもある。
そうした中で、このオフは、多くの記者がセスペデスをFA市場のトップに挙げている。2年4750万ドルの契約があるセスペデスだが、それを破棄してFAを選択するというのが大方の見方だ。
通常、各球団はスターターから補強してリリーバーといった投手陣からチームのロースターを構築するケースが多い。
しかし、上のランキングを見ても投手がチャップマン以外はいない。彼もクローザー。このオフは先発より抑えの方が人材が多い。
カブスのチャップマン、ナショナルズのマランソン、ドジャースのジャンセンがその代表格。特にチャップマンはクローザーとしてジョナサン・パベルボンの4年5000万ドルを抜いて最高額を手にする可能性がある。
◇ランキング詳細はこちら
http://www.mlbtraderumors.com/2016/09/2017-mlb-free-agent-power-rankings-5.html