2013年のワールドシリーズ制覇以来、ポストシーズン進出が見えてきたボストン・レッドソックス。
現地29日、MLB.comが、右側の胸筋の張りにより戦列を離れているボストン・レッドソックスのベテランリリーバー上原浩治が、9月5日に敵地で行われるサンディエゴ・パドレス戦での復帰をめざして最終調整していることを伝えている。
上原浩治が打撃練習に登板し、25球を投げた。Rソックスは9月5日に上原を復帰させる可能性が濃厚である。https://t.co/kkhYV5idWp pic.twitter.com/cBYIwYFgIw
— MLB Japan (@MLBJapan) 2016年8月30日
上原はこの日、打撃練習にリハビリ登板し25球を投じた。今後は、31日にブルペンに入り、9月3日にもう一度打者に対するリハビリ登板を行う予定で、そこで問題がなければ、5日のパドレス戦でメジャー復帰を果たす見込みだという。
上原は、7月19日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦の9回から救援登板するも、右胸の違和感を訴えて緊急降板。翌20日に15日間の故障者リストに登録された。クローザーのキンブレルがDL入りした後で、クローザーとして順調にセーブをあげていた時だった。
今季はここまで39試合にリリーフ登板して2勝3敗6セーブ、防御率4.50を記録している。
ボストンで行われるドイツ銀行選手権に参加する松山選手がフェンウェイに!!∑(゚Д゚)上原選手@TeamUehara とキャッチボールしてるーーーーーhttps://t.co/RHyfPRTdIw
— ボストン・レッドソックス (@redsoxjp) 2016年8月31日
なお、30日には、アメリカPGAツアーに参戦している松山英樹が観戦に訪れ、レッドソックスの上原浩治投手、田沢純一投手らと交流した。
松山と上原のトレーナー同士の親交があることから招待を受けた。
チームの練習開始前に球場入りし、打撃練習を見学したほか、初対面の上原とキャッチボールも行った。
子どもの頃から巨人のファンで、上原は憧れの存在という松山は「(野球経験は)キャッチボール程度。ここ3カ月ぐらいやっていなかった。かなり緊張しました」と苦笑いを浮かべていた。