MLB2016 GAMEDAY
ロサンゼルス・ドジャースが現地3日、腰の故障で離脱しているエース左腕クレイトン・カーショー(28)を、15日間から60日間の故障者リスト(DL)に移動させた。
28歳のカーショーは、今季16試合に先発し、11勝2敗、防御率1.79をマーク。離脱するまでは奪三振でもトップを走っていた。
ところが、椎間板ヘルニアを患い先月1日にDL入り。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によると、同16日に実戦形式の練習に登板した際、症状を悪化させたとのことで、それ以降は投球練習すら行っていないという。
さらに、ロバーツ監督の談話では、手術を受けて今シーズン残り試合を全休する可能性もあるということで、現時点では何も決定していないと慎重な姿勢を示した。
ドジャースのローテは前田が軸に
カーショーのシーズン終了とも考えられる長期離脱でチームの先発ローテーションは、
前田健太 21試合、9勝7敗、3.23ERA
バド・ノリス 29試合、6勝9敗、4.26ERA、(先発は16試合)
スコット・カズミア 21試合、9勝4敗、4.41ERA
ブランドン・マッカーシー 6試合、2勝2敗、2.26ERA
ブロック・スチュワート 2試合、0勝2敗、14.00ERA
このうちバックエンドの2人、マッカーシーとスチュワートは2日、3日の試合で打ち込まれて連敗。この2人が不安視されており、4日は前田健太が連敗ストッパーとしてマウンドに上がる。
ドジャースは、この夏のトーレ―ド期限前に投手だけで5人を補強したが、早めに獲ったバド・ノリスは既に6試合に先発して3勝2敗。
しかし、7月31日のダイヤモンドバックス戦で13球を投げたところで右側部の筋肉の痛みで降板している。
アスレチックスから獲得した36歳のベテラン左腕リッチ・ヒルは7月17日のトロント・ブルージェイズ戦に先発した際にまめの影響でわずか5球を投げただけで降板し15日間の故障者リスト(DL)に登録。8月4日の時点でアクティブに登録されていない。
ヒルは今季14試合の先発登板でアスレチックスではトップの9勝(3敗)、防御率2.25をマークしている。
ほかの補強投手、ジェシー・チャベスとジョシュ・フィールズは中継ぎブルペン要員としてアクティブ(25人枠)に登録している。