MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

マエケンの適応力が凄い 7回途中1失点、7度目のQS、今季最多の9三振

 

 

 

ドジャース前田健太投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に先発。

 

2度目の対戦となった相手に6回2/3を投げて97球(65ストライク)被安打5、奪三振9、1四球、1失点(自責1)と好投した。

 

前田健太160609

 

 

今季ここまで12試合でクォリティスタート(QS)は7試合。ERA2.70(NL13位)、WHIP1.057(NL11位)。

 

BB/9が2.57、規定投球回数以上の投手部門でリーグ26位。制球力やかけ引きで勝負するタイプだけにやや四球が多い気がする。

 

主審との相性もあるかもしれない。低めをストライクにしてくれる主審なら低めのボール球でも勝負できる。

 

ただ、これもメジャーのボールの違いやマウンドの角度、硬さなどに慣れてくれば改善すると思われるので数値はアップするはずだ。

 

あの7回に失点を許した痛恨の1球も、初球のカーブを相手打者に狙われていた気がする。

 

この1失点で敗戦投手になったのだから前田を責められないが、勝負どころの配球が前田の生命線になる。

 

もう少し低めに制球していれば7回を無失点でニュースのヘッドラインを飾っていたかもしれない。あくまでも「結果論」だが...

 

デビュー数試合がセンセーショナルだっただけに話題性で影を潜めたが、前田はカズミアーを抑えてドジャース投手陣ではカーショーに次ぐ実績(防御率、イニング数など)を示しているのも事実だ。

 

その割には評価が低いように感じるので、このブログで書き残しておきたい。