MLBドラフト2016が現地9日からスタート。1巡全体1位は、18歳のミッキー・モニアク外野手(ラコスタ・キャニオン高)をフィラデルフィア・フィリーズが指名した。
MLBドラフト2016
走・攻・守で評価の高いモニアクは、外野手として13年ぶりの1位指名。MLB公式サイトでは5位にランクイン。下馬評通りの上位指名だった。
外野手としては、やや線が細いが、マーリンズのレフトを守るイエリッチ外野手のようなコンタクトヒッター。
#MLBDraft RECAP: #Phillies welcome @MickeyMoniak with No. 1 overall pick. https://t.co/gKtgH2o7fb pic.twitter.com/CHbS29m5Ke
— Phillies (@Phillies) 2016年6月10日
全体2位指名は、ニック・センゼル三塁手(テネシー大:写真下)をシンシナティ・レッズが指名。テネシー大といえばNFLで引退を表明したQBペイトン・マニングの母校。カレッジ出身だけに即戦力が期待される。
全体3位は、右腕のイアン・アンダーソン投手(シェネンデホワ高)をアトランタ・ブレーブスが指名している。
そのほか、上位指名が有力と見られていたA.J.パク投手(フロリダ大)は、6位でオークランド・アスレチックスが指名。
さらに、NO.1評価だった17歳の左腕ジェーソン・グルーム投手(バーナゲット高)は、レッドソックスが1巡全体12位で指名。
1巡指名34名中、17人が投手。捕手が3名だった。また、高校生は13人、ほかは大学生。ファーストラウンドは、評判の高かった選手が順調に指名を受けた。