マリナーズ岩隈久志とドジャース前田健太の投げ合いが21日(日本時間22日)に実現する。
この両者は、レギュラーシーズンではリーグが違いインターリーグでの対戦が組まれていないので、この先、オールスターか11月のワールドシリーズまで対戦がない。(どちらも可能性は低いが・・・)
ここまで、3試合に登板し自責点0を続けているドジャースの前田健太だが、ハニーカット投手コーチは、これまでは中4日だった登板間隔を初めて中5日にすることを明言、「余分に休みを取ってもらう」と説明した。
オープン戦4試合目の登板では、これまで最長の5イニングを投げる予定。岩隈と投げ合うことになるが、もう一人の日本人選手、青木宣親が出場すれば前田との対戦が楽しみだが、休養になる予定だ。
この対戦は、CSチャンネルで早朝5時から生中継される予定。
【予告先発】
前田健太投手がメジャーで初めて日本人選手と対決する。相手は岩隈久志投手を擁するマリナーズ。両投手ともどんな投球を披露するのか?非常に楽しみな一戦である! pic.twitter.com/eZNOpvc24X
— MLB Japan (@MLBJapan) 2016年3月21日
岩隈は前回、3回目の登板で5失点(5自責点)を喫したが、試合後は「正直に言えば、何球かはストライクだったと思うが、今日の審判のストライクゾーンが狭かった。でもこれも野球の一部」とコメント。
そして、「こういうことはレギュラーシーズンでもあるだろう。不利なカウントに多く陥ってしまったことが高く付いた」と語っている。
その一方で「全体的に球離れは良かったと思う」と述べると、「直球に力があったし、ほぼ思い通りに制球できていた」と5失点は気にしていないようすだった。
30度を超える気温の中、キャンプからオープン戦の疲れもあったのかもしれない。
球数54球。この時期は結果より開幕第2戦の登板に向けて順調に球数を増やしていくのが目的といった感じだ。