プランどおり順調な回復ぶり?
ダルビッシュ復活劇
肉体改造がもたらした快速98マイル
昨年3月、右ひじ靱帯再建手術を受け、2014年8月9日以来となるメジャー復帰を果たしたレンジャーズのダルビッシュ有投手が、670日ぶりの勝利を飾った。
相手はリーグNO.1のパイレーツ打線。5回を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、失点1(自責1)だった。目安の85~90球が迫ってきたところでの予定どおりの交代だった。
前日、レンジャーズ投手陣に4本塁打を浴びせた好調打線を相手にシングルのみの散発3安打に抑えた。
以前も書いたが、相手の1番ジェイソには、アスレチックス時代から4割を超える打率と本塁打も2本被弾しているが、案の定、いきなり先頭打者でシングルを許した。しかし、残りの2打席は三振に切って取った。
Yu Darvish returned and dominated like usual in the @Rangers win over the Pirates.https://t.co/MqKeR9QoHi
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2016年5月29日
初回に味方打線から3点のランサポートをもらい危なげないマウンドに見えた。初回、3番ポランコの打席では1ボール2ストライクからの4球目で、この日最速となる98マイル(約158キロ)をマークした。
ダルビッシュの勝利は2014年7月28日のホームでのヤンキース戦以来。長期離脱からの復帰戦でメモリアルな1勝になった。
内訳は、19人の打者に81球(ストライク51)
ゴロアウト4
フライアウト2
三振7(空振り5)
安打3(全てシングル)
四球1
次回はスケジュール通りなら、6月3日(日本時間4日)に本拠地でのマリナーズ戦で先発予定。