アロルディス・チャプマン投手が、ドメスティックバイオレンス(DV)に関する規範に違反したとして科されていた30試合のサスペンション(出場停止処分)から復帰、現地9日のロイヤルズ戦から出場可能となる。
ヤンキース チャップマン復帰
これまでクローザーを務めてきたミラーはセットアップに周り、チャプマンがクローザーを担う予定。チャプマンは昨季54試合に登板し、4勝4敗33セーブ、防御率1.63。
Aroldis Chapman is set to make his Yankee debut tonight should he enter the game: https://t.co/E8ZjPlPTTw
— 104.5 The Team (@1045TheTeam) 2016年5月9日
ヤンキースは現在、指名打者ロドリゲスと先発左腕サバシアのベテラン2人が故障者リストに入り、エルズベリー外野手も6日のレッドソックス戦で三盗を試みた際に右股関節を負傷するアクシデントに見舞われ欠場中。
チャプマンの復帰、ヤンキースデビューで、左腕ミラー、右腕ベタンセスとの強力バックエンドは、低迷するチームの浮上のきっかけになるかもしれない。
MLBオールスター2015チャップマンのピッチング pic.twitter.com/ZmHacmmRd3
— 野球動画 (@woqitafibes) 2016年5月8日
キューバから亡命したチャプマンは、2年前に米国の市民権を申請。今年3月29日にフロリダ州タンパで米国に忠誠を誓う宣誓式を行い、晴れて市民権を得た。
彼は、2017年に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表として参加する意思があることを先日表明している。