ロサンゼルス・ドジャースと岩隈久志投手が合意していた3年契約が、身体検査を経た後に結ばれなかったことについて続報が入ってきた。
地元紙ロサンゼルス・タイムズWebサイトが報じたところによれば、ドジャースが岩隈サイドに契約金引き下げなどの条件交渉を行っている状態で、保留状態であることを報じている。
"Inaccurate" to say #Dodgers are out on Iwakuma, I'm told. Perhaps they're reworking the contract?
— Dylan Hernandez (@dylanohernandez) 2015, 12月 17
『岩隈との交渉を打ち切ったとするのは”不正確”だ、と聞いている。契約条件の見直しをしているのかもしれない』
MLB公式サイトも、関係者の話として「ドジャースの扉は完全に閉じられたわけではない」と伝えた。
このケースは、稀にあることで、前回お伝えしたマイク・ナポリのケースでは、2012年12月3日にボストン・レッドソックスと3年総額3900万ドルの契約に合意と報じられたが、身体検査で股関節に問題点が見つかったため、正式契約が保留となったケースがある。
13年レッドソックスがFAのマイク・ナポリ捕手と3年契約で基本合意も身体検査で異常が見つかり、1年契約に切り替えたケースと同じようなことが考えらる。
— 福島良一 (@YoshFukushima) 2015, 12月 17
その後、ナポリは、契約を見直されて2013年1月22日に1年契約で合意した。結局、レッドソックス1年目にフルシーズンを無事にプレーして複数年契約を手にしている。