「オールスターの舞台だから、最初の何球かはエキサイトしてしまっていた。ただ、2ストライクを取られて以降は落ち着いて、そして速球を待ったんだ」
試合後にそう振り返ったマイク・トラウトだったが、4年連続4回目のMLBオールスター選出。
試合前日のNHKのインタビューでも「球界を背負う選手と周りが評価してくれる事はとても名誉だ。でも、いつも謙虚な気持ちでプレイしていきたい。」
まだメジャーリーグ5年目、23歳とは思えない優等生発言。トラウト本人にも自覚があるのかもしれない。
【表彰】2015年テッド・ウィリアムズ・オールスター・ゲームMVPに輝いたのはマイク・トラウト選手です![http://t.co/DbjfmXdzRA] pic.twitter.com/XGYKUlAcm5
— MLB Japan (@MLBJapan) 2015, 7月 15
そのトラウトの第1打席。シーズン中に35回2/3イニング無失点記録を続けていたナ・リーグの先発投手ザック・グレインキー(ドジャース)の4球目を捉え、ライト最前列へライナーで突き刺した。
先頭打者アーチ。トラウトはこの一発について「グリンキーはタフな投手。彼の速球に何とかついていけた。たくさんのファンに見守られて興奮状態だったけど、打てて幸せだ」とコメント。
5回にも自慢の足を生かして併殺崩れで出塁すると、プリンス・フィルダー(レンジャーズ)の適時打で生還。3打数1安打1打点2得点の活躍でア・リーグの6対3での勝利に貢献したトラウトは、昨年に続いてMVPも獲得した。2年連続MVPはメジャー史上初めて。
Mike Trout joins an elite group of players having won the #ASG MVP twice in his career. pic.twitter.com/E20odmnobo
— FOX Sports Live (@FOXSportsLive) 2015, 7月 15