MLB移籍情報
今オフのFA移籍市場で最大の目玉だった先発右腕ザック・グリンキー投手が、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと総額2億600万ドル(約253億7000万円)の6年契約に合意、平均年棒3433万ドル(約42億円)は史上最高額になった。
Greinke's deal worth $206.5M over 6 years, reports @SteveGilbertMLB. Annual value of $34.42M shatters @MLB record. pic.twitter.com/K8eYdnv1ps
— MLB (@MLB) 2015, 12月 5
ドジャースとジャイアンツによる2チームの争奪戦とみられていたグリンキーでしたが、ロイヤルズからFAのジョニー・クエトとの交渉が決裂したダイヤモンドバックスが獲得に成功しました。
With an average of $34.4M, Zack Greinke has the highest annual salary in MLB history. pic.twitter.com/xM3aa7Gk9r
— FOX Sports Live (@FOXSportsLive) 2015, 12月 5
1. ザック・グリンキー:3433万ドル
2. デビッド・プライス:3100万ドル
2. ミゲル・カブレラ:3100万ドル
4. クレイトン・カーショー:3070万ドル
ダイヤモンドバックスにとっても球団史上最高額での契約。ただ、球団からの支払いは、高額のメジャーリーガーの場合に多い契約期間終了後にも割り振られていて、6年間に受け取る金額は3433万ドルより下回るという。選手によっては引退後も払い続ける場合もある。
グリンキーは今季、ドジャースで32試合に先発し、19勝3敗、防御率1.66、WHIP 0.844をマーク。10月にドジャースとの契約に盛り込まれていたオプト・アウト(破棄条項)を行使してFAになっていた。
32歳の右腕は、2004年にカンザスシティ・ロイヤルズでデビューを果たすと、2009年には16勝8敗、防御率2.16の成績で自身初のサイ・ヤング賞を獲得。メジャー12年間の通算成績は142勝93敗、防御率3.35、WHIP 1.184。