イチロー伝説
イチローの歴史を塗り替える旅が始まった
マーリンズのイチロー外野手は現地22日、本拠地フロリダ州マイアミにあるマーリンズ・パークでのオリオールズ戦に「7番・レフト」で先発出場し、2回の第1打席でレフト前ヒットを放った。
Ichiro singles to pass Babe Ruth for 37th on all-time hits list with No. 2,874: http://t.co/SpsUfvUYML pic.twitter.com/f1ZHlp3A6P
— MLB (@MLB) 2015, 5月 23
2001年4月2日、シアトルのセーフコ・フィールドでのアスレチックス戦第4打席でメジャー初ヒットをマークして以来、メジャー通算2,874安打。並んでいた“野球の神様”ベーブ・ルースを上回り、歴代単独42位となりました。 (MLBでは1,900年以降の記録で37位としている)
イチローは18日の試合で2安打を放ち、ルースと並んで歴代42位タイとなっていましたが、19日は代打で空振り三振、20日は今季41試合目で初めて出場機会がなく、21日も欠場。4試合ぶりの先発、3試合ぶり出場でした。
Ichiro's hit A TON of baseballs. This one passed Babe Ruth on @MLB's all-time hits list. (via @MLB_Authentic) pic.twitter.com/JJ64njQEhH
— MLB (@MLB) 2015, 5月 23
かつて『スポーツ・イラストレイテッド』誌では、「イチローを首位打者候補に予想しないのは、タイガー・ウッズを優勝候補から外すのと同じ」と評したことがあります。
MLBの殿堂表彰者からの評価も高く、MLB通算2,943安打のフランク・ロビンソンは「イチローが殿堂入りできないのは、単に時期尚早だから」としたものの、「でも、5年目から彼の殿堂入りは固いとみていたね。きっと、殿堂入りする。それくらい、いい選手だ」と評価。
通算3,141安打のトニー・グウィン(2007年殿堂入り)は、「彼のおかげで、みんながコンタクトヒッターの価値を再認識するようになった」と高く評価しています。