MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチロー伝説 ベーブ・ルース抜く通算2874安打

 

イチロー伝説

 

イチローの歴史を塗り替える旅が始まった

 

マーリンズイチロー外野手は現地22日、本拠地フロリダ州マイアミにあるマーリンズ・パークでのオリオールズ戦に「7番・レフト」で先発出場し、2回の第1打席でレフト前ヒットを放った。

 

 

2001年4月2日、シアトルのセーフコ・フィールドでのアスレチックス戦第4打席でメジャー初ヒットをマークして以来、メジャー通算2,874安打。並んでいた“野球の神様”ベーブ・ルースを上回り、歴代単独42位となりました。 (MLBでは1,900年以降の記録で37位としている)

 

イチローは18日の試合で2安打を放ち、ルースと並んで歴代42位タイとなっていましたが、19日は代打で空振り三振、20日は今季41試合目で初めて出場機会がなく、21日も欠場。4試合ぶりの先発、3試合ぶり出場でした。 

 

 

 

 

かつて『スポーツ・イラストレイテッド』誌では、「イチロー首位打者候補に予想しないのは、タイガー・ウッズを優勝候補から外すのと同じ」と評したことがあります。

 

MLBの殿堂表彰者からの評価も高く、MLB通算2,943安打のフランク・ロビンソンは「イチローが殿堂入りできないのは、単に時期尚早だから」としたものの、「でも、5年目から彼の殿堂入りは固いとみていたね。きっと、殿堂入りする。それくらい、いい選手だ」と評価。

 

通算3,141安打のトニー・グウィン(2007年殿堂入り)は、「彼のおかげで、みんながコンタクトヒッターの価値を再認識するようになった」と高く評価しています。