MLB メジャーリーグ物語

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勝利のハイファイブ!ウエハラがボストンに戻ってくる! #上原浩治

上原浩治が本拠地フェンウェイパークで復帰!?

 

スプリングトレーニングの3月17日に古傷の左脚ハムストリング(太もも裏の筋肉)に張りを訴え、4度目のオープン戦登板を回避。そのままリハビリを続けていたボストン・レッドソックスの守護神、上原が、現地13日のホーム開幕戦に復帰する可能性が報道されています。

 

ボストンの地元紙「Boston Herald」が報道したもので、レッドソックスのファレル監督のプランでは、現地11日に1Aでテスト登板した後で、13日からのホーム開幕戦(ナショナルズ戦)に復帰させる予定だという。

 

上原の今回の故障は、現地で取材を続ける菊地慶剛記者によれば「巨人時代の2年目(2000年)に右脚のハムストリング負傷を初めて経験して以来、何度となく故障を繰り返してきた。」というハムストリングらしい。

 

その辺の経緯は、菊地さんのレポート「MLB東奔西走」を読めばわかる。

 

年俸が選手の価値を評価するプロスポーツの世界。今季、クローザーの最高年俸はジョナサン・パペルボン投手の1300万ドル。ボストンで219セーブをマークした選手。その次のクラスが上原の900万ドル。

 

日本では、「年俸21億円を蹴った男」として広島に復帰した黒田博樹投手が一躍注目の的になっているが、同じ1975年生まれの上原も、ポジションの違いで金額は下回るものの、年俸900万ドルという金額は、メジャー球界で確固たる評価を受けている証拠。

 

しかも、オプションではなく2年目の年俸も完全保証されているのだから、レッドソックスが上原にどれだけ信頼を寄せているかがわかる。

 

上原ハイファイブ 

 

そのことは、上原自身が最もわかっていて、古傷と向き合いながら引き続き世界一過酷なメジャーのマウンドで投げ続ける道を選択した。

 

あのボストニアンたちを熱狂させたコウジタイムのあとのハイファイブがもうすぐ戻ってくる!