鳥谷、阪神残留へ
メジャー交渉長期化でMLB移籍断念!
阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言し、メジャー移籍を目指していた鳥谷敬内野手(33)が阪神に残留する意思を固めたことが8日、分かりました。スポーツ紙の報道によれば、同日夜に球団へ意思を伝えたもよう。
例年になく活発な動きをみせたMLBのストーブリーグ。昨年12月のサンディエゴで開催されたウィンターミーティング期間だけでも12件、79人のトレードが成立しました。
続々と決まるトレードとは別にFA選手の契約は後回しにされ、とくに野手陣の契約は投手の後というのがお決まりで、置き去りになったのかもしれない。もちろん、日本人内野手が、この数年、川崎を除いて活躍してなかった“実績”も影響したことは、誰が見ても事実でしょう。
何度かここでも紹介しましたが、ウィンターミーティングの前後にカブス、ホワイトソックス、パドレスをはじめとする多くのチームが複数の主力選手を獲得する大補強を敢行しています。
鳥谷は、パドレスとブルージェイズと交渉中との報道がありました。パドレスは「遊撃手」、ブルージェイズは「二塁手」でオファーを出したようです。
ブルージェイズの場合、12月の時点で鳥谷は、マイセル・イズタリス、ライアン・ゴインズ、デボン・トラビス、スティーブ・トールソンといったチーム内の二塁手候補とポジション争いが考えられ、ここに2年間在籍の人気者、川崎宗則の再契約が加わる可能性もあります。
彼らとほぼ同等と目されているとすれば、契約条件もかなり低く抑えられ、契約は難航することが予想されました。
納得できる提示はなかったのかもしれないですね、代理人のボラス氏も阪神残留を匂わせていました。
記事参考:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000125-spnannex-base