MLB移籍情報
ブルージェイズからは「二塁手」、 パドレスからは「遊撃手」でオファーか!?
阪神から海外FA権を行使しメジャー移籍を目指す鳥谷敬内野手(33)の移籍先にパドレス説も浮上している。
先日、スポーツ報知が「ブルージェイズ移籍が最有力」と報じたが、今日になってサンスポがパドレスが遊撃手でのメジャー契約を提示していることを報道。さらに、ニッカンスポーツが地元紙スターレジャー電子版の報道からメッツが獲得を検討していることを紹介している。
ウインターミーティングの期間中に、鳥谷の代理人スコット・ボラス氏が取材に応じ「メジャー数球団と話をしている。トリ(鳥谷)は大リーグに適応しやすいタイプだ。ほとんどの球団が二塁手として注目している」と明かしているが、メッツはもともと韓国プロ野球の大砲、姜正浩内野手(27=ネクセン)の獲得を狙っており鳥谷は、ダメだった場合のセーフティネットとしての扱いかもしれない。
報知によればブ軍に加え、オリオールズ、ナショナルズ、遊撃手としてアストロズなどが獲得に乗り出しているらしい。
ブ軍は「二塁手」としてのオファーだが、サンスポ報道では、パドレスが「遊撃手」として契約提示しているということで、パ軍は遊撃のレギュラーを務めてきたカブレラが12月にFAになり再契約の見込みはなく、退団が確実。
12月上旬にはパイレーツFAのクリント・バームス内野手(35)を獲得したが、今季出場48試合、打率・245、0本塁打、7打点というベテランで、ユーティリティーとしての意味合いが強く正の遊撃手としては物足りない。
二塁には今季から6年契約のジェド・ジャーコ内野手(26)、三塁にはヤンヘルビス・ソラーテ内野手(27)とプロスペクトがいるが、遊撃の穴は埋まっていない。そこで、鳥谷が浮上したというサンスポ説は最も説得力がある。
パドレスか?ブルージェイズが?
いずれにしてもアメリカでは、あと1週間でクリスマス休暇に入る。イチローの代理人がパドレスに影響力を持つことから「イチロー・パドレス説」もあり、あと1週間、日本人選手の動向にも目が離せない。