Aロッドお前もか
メジャーリーガー、ブリュワーズのライアン・ブラウンの残り全試合(65試合他)出場停止処分は前回紹介したが、もう一人のヤンキース、アレックス・ロドリゲス三塁手にも近々、裁定が下される模様だ。
先日お伝えした「マイアミのクリニックの薬物スキャンダル」が、ここに来て騒がしくなった。
2013年1月下旬に衝撃が走ったMLB薬物問題
マイアミの地元紙が、最近クローズしたばかりのクリニックの医師から、PEDs (Performance- enhancing drugs)に関わる重要な情報をスクープしたと報じた。
アンソニー・ボッシュという医師が、フロリダ州コーラルゲーブルズという街で、バイオゲネシスというアンチエージングのクリニックを開設している時に、彼の患者にMLBのビッグネームがいて、彼らにHGH(HumanGrowth Hormone)を処方した手書きのノートが見つかった。
※HGHとは「ヒト成長ホルモン」というドラッグのことで、これを摂取すれば、疲れを感じないし、パフォーマンスを向上させることができるものの、心肺機能に相当に負担を強いるという禁止薬物だ。
※HGHは、PEDs(Performance-enhancingdrugs:パフォーマンス向上薬)の一つ。
ボッシュの患者には、すでに禁止薬物使用で処分済みの下記の選手たちがいる。
バートロ・コロン(アスレチックス・投手)
ヤスマニ・グランダル(パドレス・捕手)
などの他に...
A・ロッド(ヤンキース)
ジオ・ゴンザレス(ナショナルズ)
総勢20人ほどの名前があると地元紙は報じている。スポーツ界の一大スキャンダルだ。
アメリカで起こったことは日本でも… そんなことありませんよね。