MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平、3号ソロ含む1試合3長打 メジャートップの11長打でOPS1.056

 

 ドジャース大谷翔平選手が日本時間9日、敵地ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・フィールドで行われたツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、7回の第4打席に3戦ぶりの3号ソロホームランを放った。

 

 

大谷翔平NEWS  

 

 

 この日の大谷は5打数3安打1打点。これは通過点だがヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏のメジャー日本人最多本塁打まであと1本と迫っている。


 3号ソロは、スコア3対2の7回二死、ツインズ右腕・ジャクソンの真ん中への変化球を流し打った。今季初めて逆方向への一撃だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日の大谷は初回の第1打席でセンターオーバーの2塁打、第2打席はセンターフライ、第3打席はライト線へ2塁打。第5打席は見逃し三振だった。

 

 3安打はいずれも長打だった。今季11長打は同僚ベッツの9本を抜き、メジャー全体でトップに立った。マルチ安打も5試合連続に伸ばした。今季の大谷は13試合で打率.345、本塁打3、打点8、OPS1.056となっている。

 

クリケットのバットを使った調整法

 

 試合前の囲み取材で大谷は、クリケットのバットを使った調整法を明かした。日本時間8日のカブス戦で、今永昇太投手に2打席凡退した後に試したそうで「クリケットのバットは面になっているので。握ったときに良さそうだなというか、練習の一環として良さそうだなと思ったのでやりました」などと“クリケットバット効果”を強調した。

 

 ドジャースは4対2で逆転勝ち。ドジャース先発のジェームス・パクストンが6回被安打3、失点2の好投で2勝目(0敗)を挙げた。