MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】ハッピーホリデー前の小さな契約が続く移籍市場

 

クリスマスのハッピーホリデーを前に移籍市場に残る選手たちの契約情報が飛び込んでくる時期だが、現地20日時点では比較的小さな契約しか届いていない。ここでは確定した情報だけをお伝えしたい。

 

 

MLB契約情報  

 

 

山本由伸のポスティングに参戦しているジャイアンツが、マリナーズからFAとなっていたトム・マーフィー捕手と2年800万ドル+球団オプション1年の契約を結ぶことで合意した。

 

控え捕手では、ブリュワーズガーディアンズからFAとなっていたエリック・ハース捕手と1年契約を結んだことが発表された。契約の詳細は現時点では公表されていない。

 



 

ブリュワーズは控え捕手のビクター・カラティニがFAで流失したことから控え捕手のポジションが空席になっていた。

 

今季のWARをもとにしたFA捕手のランキングは下記だが、  アストロズと2年1200万ドルで契約した3位のカラティニに続いて4位のマーフィーも移籍先が決まった。

 

ポジション別FA選手ランキング

※ R/氏名/(年齢-fWAR)

 

①ゲイリー・サンチェス(31-WAR3.0)

②ミッチ・ガーバー (33-2.4)

③ビクター・カラティニ (30-2.3)契約

④トム・マーフィー (3.3-1.3)契約

⑤ロベルト・ペレス(35-0.5)

 

FA捕手ではほかにオースティン・ヘッジス (31歳 WAR0.3)が1年400万ドルでガーディアンズと契約している。

 

FA市場にはカート・カサリ (35歳, WAR0.2)、マイク・ズニーノ (33歳,WAR -0.2)、ベテランではマーティン・マルドナード(37歳、WAR-0.7)、ヤズマニ・グランダル(35歳、WAR-0.5)らが残っている。

 

 

昨日も紹介したがパイレーツの契約情報が入ってきた。

 

パイレーツがアンドリュー・マカッチェンと1年500万ドルで再契約することが発表された。

 

メジャーリーグファンならご存じのようにマカッチェンはパイレーツの本拠地PNCパークのフランチャイズ記録を数多く持っている選手。

 

メジャーキャリア15年でパイレーツには10年在籍。今季は6年ぶりに復帰して古巣で通算2000本安打を達成。ほかに400二塁打、1000四球のマイルストーンにも到達している。

 

 

 

 

36歳の今季は112試合で打率.256、12本塁打、43打点、11盗塁、75四球、出塁率.378、OPS.775をマーク。fWARではチーム内6位で四球率では1位、出塁率では2位、盗塁数も2ケタの11盗塁だった。

 

ヘルシーなら年俸500万ドル程度の戦力には充分なるはずだ。