マックス・シャーザー、アドリス・ガルシアがGAME3で負傷離脱したレンジャーズだったが、GAME4では序盤に大量点を奪ってリード。終盤に追い上げられたものの11対7で勝利して3勝1敗とした。
WS2023
◆GAME4
レンジャーズ 11
@チェイス・フィールド
レンジャーズは2回に5番ジョシュ・ヤンが左中間に二塁打を放つと、9番ジャンコウスキーがセンター前ヒット、1番セミエンがレフト線に三塁打、コリー・シーガーがプレーオフ第6号本塁打で一挙5点。
チーム全体で「サイクルヒット」を達成したレンジャーズ。ワールドシリーズでは1991年のブレーブスが記録して以来32年ぶりらしい。
続く3回にもセミエンの1号3ランが飛び出して1イニング5得点。この時点で10点差の大量リードだった。
主砲ガルシアの離脱は大きな戦力ダウンだが、GAME4ではここまで不振だったセミエンがタイムリー3塁打と3ラン本塁打の5打点。ガルシアの代わりに入ったトラビス・ジャンコウスキーも2安打2打点の活躍で主砲の離脱を感じさせない破棄力のある打線だ。
ダイヤモンドバックスも8回に3連打から6番ルルデス・グリエルJr.の3ラン本塁打で4点を返したものの反撃が遅かった。
レンジャーズはこのプレーオフは敵地で10連勝。ワールドシリーズ3勝1敗で初制覇に王手をかけた。