MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【NLDS】フィリーズがブレーブスを撃破して2年連続のCS進出

 

熱狂的で有名なフィリー(Philly)たちもライバルを破って大歓喜だ。フィリーズのホーム、フィラデルフィアシチズンズバンク・パークで行われた地区シリーズ(NLDS)は、フィリーズが同地区ライバルの第1シード、アトランタ・ブレーブスを3勝1敗で下してリーグ優勝決定戦(NLCS)へ進出を決めた。

 

 

MLB2023 NLDS

 

ブレーブス 1

フィリーズ 3

 

 

ア・リーグ最高勝率のオリオールズナ・リーグ最高勝率のブレーブスがともに地区シリーズ(DS)で敗退した。

 

GAME1と同じスペンサー・ストライダーとランヘル・スアレスの先発で始まった試合は、4回に3番オースティン・ライリーのソロ本塁打ブレーブスが先制。

 

するとフィリーズはその裏の攻撃で7番ニック・カステヤノスのソロ本塁打で同点に追いつくと5回には2番トレイ・ターナーのソロで勝ち越しに成功。ターナーはこの日、4打数4安打(二塁打1、本塁打1)1打点の大活躍だった。

 

 



続く6回にはカステヤノスの2打席連続アーチが飛び出して2点差に。カステヤノスは2試合連続のマルチ本塁打というプレーオフ史上初の快挙を達成。

 

 

 

 

 

 

7回には連続四球で2死満塁のピンチを作ったが、フィリーズの5人のリリーバーが無失点リレーで逃げ切った。

 

 


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フィリーズは、シチズンズバンク・パークではプレーオフ通算26勝11敗という驚異的な強さ。勝率.703は史上最高(プレーオフ20試合以上)だということだ。

 

フィリーたちのアツい声援が選手たちのファイティングスピリットを後押ししているのだろう。

 

まだまだ穴が多い打線だが、ブライス・ハーパーやJ.T.リアルミュート、ニック・カステヤノス、そしてトレイ・ターナーなど2018年オフからの大型補強が実を結びつつある。

 

これで両リーグとも第1シード(オリオールズブレーブス)が姿を消したわけだが、今季のプレーオフは下位シードが上位シードを破る大波乱の展開が続いているが、DS進出4チームの合計354勝は史上最少らしい。

 

 

 

 

今後のプレーオフスケジュールは、アストロズとレンジャーズの “テキサスダービー” となったア・リーグ優勝決定シリーズが15日(同16日)から、フィリーズダイヤモンドバックスナ・リーグ優勝決定シリーズは16日(同17日)から始まり、27日(同28日)からはワールドシリーズが予定されている。