MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【ALCS】テキサス対決はレンジャーズが連勝 次はシャーザーが登場

 

現地10月16日(日本時間17日)、アメリカンリーグ優勝決定戦(ALCS)はレンジャーズが連勝した。GAME2はアストロズのホームで開催されたが、5対4で勝利して対戦成績を2勝0敗とした。これでポストシーズン破竹の7連勝。出来過ぎなような気もするが...

 

 

MLB2023 ALCS  

 

 

ブルース・ボウチー監督とダスティン・ベイカー監督による“名将対決”やテキサス州フランチャイズを置く「ローンスター・シリーズ」など話題が豊富なシリーズ(7回戦制)になった2023年のALCS

 

 

ALCS-GAME2 レンジャーズvs.アストロズ

 

イオバルディ熱投!レンジャーズ連勝

 

そのGAME2はレンジャーズの右腕ネイサン・イオバルディとアストロズが左腕フランバー・バルデスの先発で始まった。

 

先手を取ったのはレンジャーズ。初回にバルデスの立ち上がりを攻めマーカス・セミエン、コーリー・シーガーの1、2番コンビが連打で好機をつくる。


すると3番ロビー・グロスマンのボテボテの投ゴロを、バルデスが一塁へ悪送球して先制点。これで動揺したバルデスを4番アドリス・ガルシア、5番ミッチ・ガーバーが連続タイムリー。

 

1死後にも7番ナサニエル・ロウがタイムリーを放って一挙4得点のビッグイニングを演出した。


狭いニミッツメイドスタジアムでの4点差はセイフティーリードではなかったが、先発のイオバルディがアレックス・ブレグマンのソロ本塁打、マイケル・ブラントリーのタイムリ二塁打などで3点を失いつつも6イニングを3失点の粘りをみせた。


5回ノーアウト満塁のピンチも代打のジャイネル・ディアス、1番ホセ・アルトゥーベを2者連続三振に切って取り、2番アレックス・ブレッグマンをサードゴロに仕留めて1点も与えなかった。

 

▽ノーアウト満塁のピンチを抑えたシーン

 

 

 

レンジャーズは7回からは継投に入り、8回に3番手アロルディス・チャプマンがヨルダン・アルバレスにこの日2本目のアーチを打たれて1点差とされたが、ホセ・リクラークが回またぎのセーブで何とか逃げ切った。

 

GAME3は1日の移動日を挟んで夏のフラッグディールトレードで獲得したマックス・シャーザーが先発に復帰する。助っ人効果に期待したい。


MLB公式サイトではレンジャーズのブルース・ボウチー監督のコメントを掲載。ボウチー監督は「彼は準備ができている。だから第3戦の先発に起用するんだ」とコメント。


さらにボウチー監督は「数日前、彼は本拠地で69球くらい投げた。状態は良かったし、スタミナと球威をちゃんと維持していた」とシャーザーの状態の良さに太鼓判を押し、試合展開次第では第1戦にリリーフで起用することも考えていたという。

 

▽SPOTVNOW レンジャーズVS アストロズ 試合ハイライト

 

https://youtu.be/QLgnc5gDwhw?si=NYoUGCLL55l8F-Nj