現地15日(日本時間10月16日)、リーグ優勝を決めるチャンピオンシップ(CS) がアメリカンリーグからスタート。ビジターのレンジャーズが2対0で初戦を制した。
MLB2023 ALCS
ブルース・ボウチー監督とダスティン・ベイカー監督による“名将対決”やテキサス州にフランチャイズを置く“テキサスダービー”など話題が豊富なシリーズ(7回戦制)になった。
レンジャーズが左腕ジョーダン・モンゴメリーとアストロズが夏のフラッグディールトレードで補強したジャスティン・バーランダーの先発で始まったGAME1は、両投手の好投で僅差の展開が続いた。
レンジャーズ先発のジョーダン・モンゴメリーは7回途中まで5安打無失点の好投。
ESPNのサラー・ラング記者によるとレンジャーズの投手がプレーオフで2試合以上、6イニングを無失点に抑えたのはこれが球団史上初とのことらしい。レンジャーズはこれでプレーオフ6連勝になった。
Jordan Montgomery is the 1st pitcher in Rangers history with multiple scoreless postseason starts of 6+ IP in a career…and both have been this postseason https://t.co/xyKvVKUMum
— Sarah Langs (@SlangsOnSports) October 16, 2023
レンジャーズはモンゴメリーのあと、ジョシュ・スボーツ、アロルディス・チャプマンと継投し、9回はホセ・レクラークが打者3人を9球で抑えてセーブを記録している。
アストロズは4回2死満塁のチャンスで無得点に終わり、8回にも1塁ランナーのホセ・アルトゥーベが外野フライの際に二塁ベースを踏み忘れて帰塁したため、レンジャーズ側のチャレンジによってダブルプレーに成るという凡ミス。
7-6-4 double play. #GoAndTakeIt pic.twitter.com/fLjMaOKL55
— Texas Rangers (@Rangers) October 16, 2023
先発バーランダーも6回2死まで2失点の好投だったが、5回にレンジャーズの9番で25歳5年目外野手、レオディ・タベラスにソロ本塁打を被弾したのが余計だった。
レンジャーズは夏に補強した右腕マックス・シャーザーが今シリーズから戦列に復帰する予定でテキサスの盟主争いに貢献してくれると信じたい。
MLB公式サイトでレンジャーズを担当するケネディ・ランドリー記者によるとシャーザーはホーム開催のGAME3に先発する可能性があるということだ。