大谷翔平の緊急降板に関しての続報が入ってきた。とりあえず「腕の疲労」という理由で第1試合を2回途中で緊急降板した大谷翔平が、右肘の内側側副靭帯を損傷していることが判明した。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMがレッズとのダブルヘッダー終了後にメディアに明かした。
大谷翔平NEWS
大谷に右肘の内側側副靭帯損傷が判明
大谷翔平は23日(日本時間24日)、レッズとのダブルヘッダーGAME1で1回に44号本塁打を放ったあと2回に右腕に違和感を感じ緊急降板した。
大谷はその後も打席に立つことはなくベンチに退き心配されていたが、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが試合終了後に公表した。
今季は大谷とって大事な契約更改年。シーズン終了後にフリーエージェントになりエンゼルスの残留も含めた移籍先を自由に選べるようになる。
それだけにストロングフィニッシュしてほしかったが、残念な結果になった。
MLB公式サイトによると現時点でわかっていることは、検査の結果、右肘の内側側副靭帯を損傷していることが判明し、今季の「投手」としての登板が終了したということだけだ。
今後はさらなる精密検査を受けセカンドオピニオンを仰ぐことになりそうだが、移動日を挟んで日本時間26日からのニューヨーク遠征も帯同するかどうかわからない状況らしい。
Shohei Ohtani has left the mound with the trainer and is out of the game pic.twitter.com/Oy5TfVyo6H
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) August 23, 2023
チームはここまで128試合を戦い、大谷はこのうち126試合に出場。5月2日(同3日)のカージナルス戦に欠場して以降は98試合連続でスタメン出場している。
メッツの千賀滉大との対決を楽しみにしていたので残念だ。TWPとして投手は仕方ないにしてもDH大谷だけは見られることに期待したい。
ただ、現時点ではさらなる精密検査待ちの状態だろう。手術は無しで来季も投げられるかもしれない。
大谷は29歳。メジャー6年目の今季も投打TWP(二刀流)として躍動。投手として23試合に先発して132イニングを投げ、10勝5敗、防御率3.14、WHIP1.061、167奪三振を記録。これだけでも十分凄い数字だ。
これに加え打者としては126試合に出場し、打率.304、44本塁打、91打点、17盗塁、OBP.405、OPS1.069。
選手としての総合評価でrWAR9.6というメジャートップの数値を残している。
【 #エンゼルス 】緊急降板となった #大谷翔平 選手に右肘靱帯の損傷が明らかになったことがMLB公式サイトで報じられました。投手としてはシーズン終了となることが発表されています。
— MLB Japan (@MLBJapan) August 24, 2023
患部の回復を祈るとともに、打者として挑戦が続く大谷選手を今後も応援していきましょう💪https://t.co/sbaM1VjNqQ pic.twitter.com/FwBWhFJeKO
ファンとしては「がんばれ!」と言うことしかできないことが悔しい。
まだ現段階では精密な検査を終えないと何とも言えないが、こうなった以上、打者として3割、50本塁打、100打点を目指して頑張ってほしい。
そこに挑戦する大谷翔平をファンは見たいはずだ。