MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

エンゼルス ウォード、トラウト、大谷翔平の3者連続本塁打で逆転勝ち

 

現地23日(日本時間24日)、日曜日のメジャーリーグエンゼルスがウォード、トラウト、大谷の3者連続本塁打で逆転勝ちした。

 

また、ダルビッシュ有が今季初勝利。そして吉田正尚が1イニング2本塁打の大暴れと日本人選手が活躍したサンデーMLBだった。

 

 

MLB2023

 



今季も4勝16敗と低迷が続くロイヤルズ相手に連敗だけは避けたいエンゼルスだったが、先発左腕リード・デトマーズが左打者から5安打を打たれたが、6回途中まで2失点の好投。

 

ただし、打線が相手のべテラン右腕ジョーダン・ライルズを打ち崩せず1対2で迎えた6回裏に、ようやくライルズを捉えた。

 

この回、1番テイラー・ウォード、2番マイク・トラウト、3番大谷翔平の鮮やかな三者連続本塁打が飛び出して一気に逆転。


このリードをブルペン陣が守り切りエンゼルスが4対3で勝利。このカードを2勝1敗で勝ち越した。

 

トラウトが3安打1打点。トラウトは守備での好プレーもあった。先日の休養でリフレッシュしたのかもしれない。これで今季のトラウトは打率.329、本塁打5、OPS1.071。

 

大谷は2安打2打点。大谷の今季は打率.266、本塁打5、打点13、OPS.825。

 

 

エンゼルス三者連続本塁打は、2019年6月8日の本拠地・マリナーズ戦でラステラ、トラウト、大谷が打って以来4年ぶり。この時の相手投手は菊池雄星だった。

 

トラウトが大谷にホームランセレブレーションの兜をかぶせてあげるシーンもあって何度見ても感動する。

 

 

ダルビッシュ、今季初勝利

 

ダルビッシュ有は、同地区ライバルで首位のダイヤモンドバックス戦に今季4回目の先発登板。


3点の援護を受けた初回は三者凡退、2回と3回も四球による走者を出すも無失点に抑えた。4回裏は先頭打者に三塁打と四球で無死一、三塁のピンチを招いたが、エバン・ロンゴリアの犠飛による1失点のみで、5回は三者凡退。6回2死二、三塁となったところで右足の違和感を訴え緊急降板した。


試合後、メルビン監督は「右太もも裏がつったから」と交代理由を明かした。ダルビッシュも今後の登板については「軽症なので、中4日でも大丈夫です」、「単純につっただけ。3回ぐらいから脱水気味で、飲み物はいっぱい飲んでいたんですけど、(アリゾナの)ドライな気候、デーゲームということもあった」と説明した。


ダルビッシュは5.2イニングで102球、被安打2、失点1で今季初勝利を挙げた。これで1勝2敗、防御率3.00、奪三振5,与四球5、失点1になった。

 

吉田正尚が、日本人メジャー選手では初となる1イニング2本塁打

 

レッドソックス吉田正尚外野手が、日本人メジャー選手では初となる1イニング2本塁打を達成した。

 

ESPNによると、レッドソックスの選手による1イニング2本塁打は2008年8月12日のレンジャーズ戦で記録したデービッド・オルティス以来、5人目。

 

 

この日の吉田は、4打数2安打6打点の活躍で、今季の打撃成績を打率.231、本塁打3、打点15、出塁率.329、OPS.729とした。

 

このほか、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)が先頭打者弾含む3安打をマリナーズ戦で記録している。

 


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