MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2022オフ FA市場に残っている先発投手は?

 

ジェイコブ・デグロムの5年総額1億8500万ドルからライアン・ヤーブローの1年300万ドルまで24~25人の先発投手たちの移籍先が決まった2022年オフ。ここではFA市場に残っている投手を紹介したい。

 

 

MLB移籍情報

 

日本時間12月26日の時点で来季の移籍先が決まっていない個人的に注目の先発投手たちを紹介したい。

 

FA市場に残っている先発投手たち

 

ネイサン・イオバルディ

ザック・グリンキー

マイケル・ワカ

コーリー・クルーバー

ジョニー・クエト

 

この中ではワカが31歳、イオバルディが32歳と若いほうで、あとはクルーバーとクエトが36歳、グリンキーに至っては39歳。ほかに左腕のリッチ・ヒル(42歳)も残っている。

 

ワカはレッドソックスからFA。今季は23試合に投げて127.1イニング、11勝2敗、防御率3.32、104奪三振。キャリア10年で肩や左腹斜筋の故障で年平均20先発、115イニングしか投げていないのがネックになている。

 

イオバルディはレッドソックスからのクオリファイングオファーを拒否してFA。1700万ドルだった今季は、20試合、109.1イニング、6勝6敗、防御率3.87、103奪三振

 

2021年は32試合に登板したが、キャリア11年で150イニング以上が3シーズンしかなく故障が多いのが難点。

 

彼もフルシーズンは厳しそうだが、先発6人制のエンゼルスなら、ワカもイオバルディもなんとかフィットするかもしれない。

 

クルーバーは明年4月に37歳になるが、メジャー通算113勝を挙げ、インディアンス(現ガーディアンズ)時代に2度の最多勝、2度のサイ・ヤング賞を受賞するなど、実績は十分。

 

今季はレイズで31試合に先発して164イニングを投げ、10勝10敗、防御率4.34、139奪三振を記録した。

 

 

「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、エンゼルスがイオバルディとクルーバーの両右腕の獲得に興味を示しているらしい。

 

若い投手が多いのエンゼルスの先発ローテーションに、ベテラン投手のクルーバーを入れるのも悪くないだろう。

 

その場合、ワカとクルーバーなら1000万ドル前後の予想なのでCBTの上限を気にしなくても契約できそうだ。