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【MLB移籍情報】この夏のトレード市場で注目の投手たち

 

 昨年のマックス・シャーザーほどのインパクトはないが、この夏のトレード市場で注目の投手をピックアップしたい。

 

どのチームも短期決戦のプレーオフを制するためには信頼できるブルペンの構築は欠かせないだろう。ブルペンの質と量が結果を大きく左右することに異論を唱える人はいないだろう。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

8月2日(日本時間3日)のトレードデッドラインが近づく中、ポストシーズンを戦うチームは、複数のピースを追加するなどブルペンをアップグレードする必要がある。

 

すでにドジャースは実績あるリリーバーのハンセル・ロブレスマイナー契約している。

 

 

 

 

ダイヤモンドバックスマーク・メランソンイアン・ケネディの37歳コンビも注目したい。

 

カブスが積極的に「売り手」なった場合はクローザーのデービット・ロバートソンの名前も挙がるかもしれない。

 

彼も37歳のベテランリリーバーだが前半戦は33試合で防御率1.93、13セーブとそこそこの数字を残している。カブスでは32歳の右腕マイケル・ギブンズも注目したい。

 

ほかにロイヤルズの29歳右腕スコット・バーローも40試合の登板で防御率2.06と好調。

 

昨年も71試合に投げ防御率2.42。サービスタイム3.030の選手で今後数年間に亘って保有できるのでロイヤルズが出さないかもしれないが、注目の投手だ。

 

 

先発投手ではルイス・カスティーヨ(レッズ)に注目

 

先発投手ではレッズの先発右腕タイラー・マーリーが負傷者リスト(IL)からアクティブロースターに戻ってくる。マーリーはここまで17先発で防御率4.48。さほど良くない数字だがFIPは3.55と悪くない。

 

彼が順調に回復しているのなら欲しい球団はあるだろう。昨年もレッズで33試合に先発して13勝6敗、防御率3.75、FIP3.80と結果を残している。

 

来季終了後にフリーエージェント(FA)になる投手で、今季の後半戦と来季も先発ローテーションの3番手~4番手として期待できる。

 

 

 

レッズではオールスターにも出場した先発右腕ルイス・カスティーの移籍先にも注目だ。


カスティーヨはレッズのエース格としてカージナルスとの開幕戦でも2年ぶり2度目の開幕投手を務めた。今季はここまで13試合の先発で防御率2.77、FIP3.04。彼も2023年終了後にFAになる。


カスティーヨの移籍先にも注目だが、アスレチックスの先発右腕フランキー・モンタスも数球団が狙っている。


カスティーヨとモンタスはともにドミニカ共和国出身の29歳。モンタスはここまで17試合で防御率3.26、FIP3.30で彼も来季終了後にFA。昨年も32試合で13勝9敗、防御率3.37と実績を作っている。