俺たちのエース・ダルビッシュ
こうしたニュースを見ているのが一番楽しい瞬間だ。
現地3月20日(日本時間21日)、ダルビッシュ有(パドレス)が実戦形式の練習試合に登板。今春最多となる64球を投げて打者18人に対して被安打2、奪三振8、与四球1と順調な仕上がりをアピールした。
現地からの報道では、ダルビッシュは、ラリー・ロスチャイルド投手コーチに志願して5回も続投したという。
キャンプのオープン戦などでは、調整登板で球数を本番に近い75球前後にしていくのが、通常の調整方法だ。ダルビッシュには逆算して、もう1試合ぐらいあるが、本番を想定して自ら仕上げているのはベテランの味かもしれない。こういう自己管理能力が、ダルビッシュにはあるので安心して任せておける選手だ。
開幕戦に向けて逆算登板は次回27日
今春のダルビッシュは中5日のスケジュールで調整を進めており、次回登板は日本時間3月27日のマリナーズ戦。そこから計算すれば中5日でダイヤモンドバックスとの開幕戦(日本時間4月2日)となる。
メジャーリーグ公式サイトは「パドレスはまだ正式に開幕投手を発表していないが、ダルビッシュが開幕投手を務めるのはほぼ間違いない」と伝えている。
嬉しいニュースだ。大谷といい、ダルビッシュ、前田も順調そうで、個人的には明るいニュースで春の訪れを感じる。日本人選手たちの活躍を心から祈りたい。