メジャーリーグ2021が4月1日(日本時間2日)、有料観客試合でようやく開幕した。
MLB2021 きょうの日本人プレイヤー
ここでは日本人選手の開幕戦を中心に開幕戦の注目カードを簡単にまとめてみた。
Day 1 of baseball in the books! pic.twitter.com/xzPUkWqGI2
— MLB (@MLB) April 2, 2021
前田健太は5回途中1失点、ダルビッシュは不調
ツインズの開幕投手・前田健太は4回1/3を投げて被安打6、奪三振5、与四球2で1失点だった。3回にはメジャー登板で初の押し出しの四球与えた。88球を投げたところで交代した。試合はブルワーズのサヨナラ勝ちでカミソリ左腕のジョシュ・ヘイダーに初セーブが付いた。
2017年以来、4年ぶり2度目の開幕投手だったダルビッシュ有は4回途中、93球を投げて8安打4失点と不調。2、3、4回と無失点に抑えたが、5回に2本塁打を献上したのが残念だった。試合はチームが8対7で勝利したためダルビッシュに勝ち負けはつかなかった。
ダルビッシュは自身のブログで
「前回のスプリングトレーニングの最後の試合はここ1年半積み上げてきたもの全て根こそぎ持っていくぐらい感覚が悪くて、3日ぐらい寝れなかったんですよね。
2日前のブルペンも良かったのですが、完全に不安は取れず。
ただ試合で投げていく中で感覚と球が一致する球がちょいちょいあったので、やっとこの先に進める自信というか安堵感を感じる事ができました」
とコメントしている。
大谷のエンゼルスが開幕戦で8年ぶりの勝利
エンゼルスの大谷翔平は本拠地での開幕戦に「2番DH」で出場したが、4打数で安打はなかった。チームは4対3で逆転勝ちし、開幕戦での連敗を「7」で止めた。
エンゼルス6安打、ホワイトソックス7安打で、両チームの各投手が好投した試合だったが、ホワイトソックスのルーカス・ジオリトは5回途中で8奪三振、失点2。8回にプホルスの3塁ゴロの間に3塁走者の大谷が生還して逆転。9回はエンゼルスの新クローザー、ライセル・イグレシアスが2三振を奪い初セーブが付いた。
This sequence by Raisel Iglesias was unfair 🥵 pic.twitter.com/xcjX1dHYMr
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10年ぶりに現場復帰、35年ぶりに古巣ホワイトソックスの監督を務めるトニー・ラルーサ監督の初勝利はならなかった。
「1番・一塁」で出場の筒香は無安打
レイズの筒香嘉智は敵地のマーリンズ戦に「1番・一塁」で先発出場。4打席3打数無安打だったが、5回の第3打席で四球を選んで出塁した。
試合はレイズが先発タイラー・グラスノーの6回被安打1、無失点の好投で1対0と初戦を制した。
レッドソックスの澤村拓一は試合が雨天順延になったため出場はなかった。また、シャーザーとデグロムの「サイ・ヤング賞」投手対決として開幕戦のマッチアップ・ランキングでも1位だったメッツ対ナショナルズの試合は、ナショナルズに新型コロナウイルスの陽性反応者が確認されたことを受け、延期になった。
ナショナルズはこの前日、選手1人が陽性反応を示したほか、接触追跡の結果、他の選手4人とスタッフ1人も隔離に入ったと明かしていた。
▽記事参考
https://www.afpbb.com/articles/-/3340180
https://ameblo.jp/darvish-yu-blog/entry-12666086539.html?adxarea=KWJV1