カブスのロースター予想
激戦が予想される地区、ナ・リーグ中部地区のカブスを紹介している第2弾。先発ローテーションとブルペンに続いて今回は野手陣を紹介する。
なお、スプリングトレーニングも中盤で今後、故障などがあって変更があることを了承していただきたい。
二塁手が誰になるか注目
ダルビッシュ有、ジョン・レスター、ホゼ・キンターナが抜けた先発ローテーションに比べると野手陣の移動は静かだった。ノンテンダーFAとして放出した正左翼手カイル・シュワーバーの穴を埋める選手としてドジャースからフリーエージェントとなっていたジョク・ピーダーソンと1年700万ドルで契約した。キャンプ前にもエリック・ソガードとマイナー契約を結んだ。
他には控え捕手でオースティン・ロマインと契約したが、彼は右膝の捻挫のため、3月6日以降は出場していなかった。
■捕手: ウィルソン・コントレラス。控えはロマインだが、それ以外ではNRIのP.J.ヒギンス。22歳のパナマ出身プロスペクト、ミゲル・アマヤがいるがアマヤは2Aクラスの選手でもう少し時間がかかる。
■一塁手: アンソニー・リゾ。クラブハウスでも中心的存在。3年連続のゴールドグラブ賞を受賞している。
■二塁手: ニコ・ホーナー。このポジションが一番流動的でエリック・ソガードやデビッド・ボート、イルデマロ・バルガスがいる。ホーナーとボートは右打ち。バルガスはスイッチヒッター。ソガートは左打ち。
バルガスはオフにツインズのウェイバー公示を経てシカゴ・カブスへ移籍した選手。実績のあるのはソガードぐらいだ。
■遊撃手: ハビアー・バエズ。今季終了後にFAになる注目の選手。契約延長の話がでないのが不思議だが再契約の可能性が高い。
■三塁手: クリス・ブライアント。彼も今季終了後にFAになる注目の選手で、夏の移籍期限前あたりから注目したい選手。20年オフにはトレードのうわさもあった。
■外野手: 左からジェイソン・ヘイワード、イアン・ハップ、ジョク・ピーダーソン。4人目の外野手はジェイク・マリスニック。
マリスニックはハムストリングの故障があるが、19年のアストロズ時代に本塁突入の際にエンゼルスの捕手だったジョナサン・ルクロイに危険スライディングで脳震盪と鼻骨骨折の重傷を負わせた選手だ。明記しておきたい。
ベテランのキャメロン・メイビンもNRIでキャンプに参加している。
■ユーティリティ: エリック・ソガード、デビッド・ボート。ニコ・ホーナーがここに来る可能性もある。