MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2021 全30球団のスプリング・トレーニング開始日

 

日本では「春季キャンプ」と表現されているが、それに相当するメジャーリーグの全30球団のスプリング・トレーニング開始日が公表された。

 

 

厳しい生き残りを掛けた春の戦い

 

メジャーの場合、投手と捕手の「バッテリー組」とそれ以外の野手による「野手組」に分かれており、先に「バッテリー組」から始まってノン・ロースター・インバイティーNRI)というカテゴリーの選手も含めた全選手がそろってスタートするのは週間ほど遅れるのが通常のパターンだ。

 

ここから厳しい生き残りを掛けた春の戦いがスタートする。最初は60人から70人ぐらいの大所帯からスタートし、ふるいにかけていく。40人枠とそれ以外の若手、NRI選手たちだが、毎週毎週ロッカーが開いていく何とも言えない競争社会だ。運も左右される。

 

NRIから40人枠に入れるのは、ほんの1人か2人。思いだすのは、2005年にマイナー契約ドジャースNRIで参加した中村紀洋。彼もダメだった。2014年の松坂大輔(メッツ)もスプリング・トレーニングでそこそこの結果だったが残れなかった。川崎宗則ブルージェイズカブスでシーズンインの前日まで残ったが昇格できなかった。

 

契約の分厚い壁があって枠を開けるのも入り込むのも大変だ。

 

 

各球団のスプリング・トレーニング開始日

 

インバイティーとは「招待選手」という優越的なニュアンスではなく、参加を許可された「枠外参加選手」という捉え方をした方が良いとメジャーに詳しい豊浦彰太郎氏は以前に紹介していたが、その通りで「枠外選手」と明確にした方が分かりやすい。

 

メジャーでのヒエラルキーは厳しいが、中には2006年にドジャースのキャンプに参加し、そこからオールスター選手まで登りつめた斎藤隆や、2010年にメッツで10勝を挙げた高橋尚成などは、いずれもインバイティーから成功を勝ち取った例だ。

 

 

 

日付はすべて現地時間。バッテリー組/チーム全体の順に表示

 

アメリカン・リーグ

 

オリオールズ 17日/22日

レッドソックス 18日/22日

ヤンキース 17日/22日

レイズ 18日/23日【筒香嘉智所属】

ブルージェイズ 18日/22日

 

ホワイトソックス 17日/22日

インディアンス 18日/22日

タイガース 17日/22日

ロイヤルズ 17日/22日

ツインズ 19日【前田健太所属】/23日

 

アストロズ 18日/22日

エンゼルス 17日【大谷翔平所属】/22日

アスレチックス 17日/22日

マリナーズ 18日【菊池雄星所属】/23日

レンジャーズ 17日【有原航平所属】/22日

 

ナショナル・リーグ

 

ブレーブス 18日/23日

マーリンズ 18日/23日

メッツ 19日/22日

フィリーズ 17日/22日

ナショナルズ 18日/23日

 

カブス 17日/22日

レッズ 18日/22日【秋山翔吾所属】

ブリュワーズ 18日/23日

パイレーツ 17日/22日

カージナルス 17日/22日

 

ダイヤモンドバックス 17日/22日

ロッキーズ 18日/23日

ドジャース 18日/23日

パドレス 17日【ダルビッシュ有所属】/22日

ジャイアンツ 17日/22日

 

 

▽Information source

https://news.yahoo.co.jp/byline/toyorashotaro/20160217-00054484/

 

http://www.mlb.jp/category/news/