MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

レイズ筒香6号先制ソロ 2安打でOPS.782まで上昇

 

筒香嘉智にエンジンがかかってきたかもしれない。断言はできないが9月に期待できる6号先制ソロ本塁打をセンターに叩き込んだ。

 

 

 

レイズの筒香嘉智外野手は4日(日本時間5日)、本拠地のマーリンズ戦で「6番・指名打者」で先発出場。2回裏の第1打席でマーリンズ先発右腕のロペスの2ボール2ストライクからのバックドアから入ってきたカーブ(79.9マイル)を捉え、6号先制ソロ本塁打を放った。

 

スタットキャストのデータでは、打球角度32度、打球速度104マイル(約167.4キロ)、飛距離406フィート(約123.7メートル)の大飛球だった。

 

筒香は、4回の第2打席でチャンスを広げるヒットを放ちマルチ安打を記録すると、第3打席と第4打席はいずれも四球を選んで出塁。

 

4打席で2打数、2安打、1打点、2四球と全4打席で出塁した。これで今季の打率は.209、OPSは.782となっている。出塁率長打率をたした数字を外野手としてメジャーの及第点ともいえるOPS.800に近づけた。

 

 

 

レイズは、26勝12敗で連敗したヤンキースに5ゲーム差をつけてア・リーグ東部地区の首位を独走中。ヤンキースには今季、8勝2敗と大きく勝ち越した。

 

2010年以来の地区優勝も見えてきた。残り22試合。今後はナ・リーグ東部地区のマックス・シャーザーやジェイコブ・デグロームなどMLBを代表するような右腕の好投手を擁するナショナルズやメッツなどとの対戦が続くが、そうした右腕との対決が楽しみになってきた。