MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2020 レイズ戦力分析① 課題は破壊力と新クローザー

レイズ戦力分析①

 以前にも紹介したタンパベイ・レイズ。今季、筒香嘉智の加入でどんな編成になるのか?日本のメジャーファンからすれば注目のチームだろう。

 スモール・バジェットのチーム故に補強に大金をつぎ込むことはないが、それでも昨年は96勝66敗の東部地区2位で13年以来のポストシーズン進出を果たした。

15年から監督を務めるケビン・キャッシュのもと「オープナー」などの新戦術でヤンキースレッドソックスの2強に挑むシーズンが続いている。

レイズのおもな補強

【野手】

筒香嘉智(ポスティング)

ハンター・レンフロー(トレード)

マニュエル・マーゴ(トレード)

ホセ・マルティネス(トレード) 

 攻撃陣 

【スタメン】

1(右)オースティン・メドウズ 

2(三)ヤンディ・ディアス

3(一)崔志萬 

4(左)ハンター・レンフロー

5(指)筒香嘉智 

6(二)ブランドン・ロウ 

7(遊)ウィリー・アダメス

8(中)ケビン・キアマイアー 

9(捕)マイク・ズニーノ

 

 打撃陣は、小粒だった打線に筒香嘉智とトミー・ファム外野手を放出して31本塁打ハンター・レンフローを追加。MLB21位だった本塁打数、15位だった得点数、14位だったOPSをアップさせて破壊力をアップさせたいと感じる補強だった。

 5人が左打者になるラインナップにはトレードでパドレスからマニュエル・マーゴ外野手とカージナルスからホセ・マルティネス外野手(兼一塁手)の2人の右打者を追加した。マニュエル・マーゴ(主に中堅)の守備は定評がある。

 筒香はDHとしての起用が濃厚だが、メジャー唯一の密閉式ドーム球場トロピカーナ・フィールドは打者有利の球場。このディビジョンは、ほかにもライトが狭いヤンキースタジアム、開閉式ドームのロジャース・センターブルージェイズ)など、本塁打の出やすいヒッターズヘブンの球場が多いことからアーチ量産に期待したい。

次回は、投手力を紹介したい。

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