再建期にありながらも地区2連覇のアトランタ・ブレーブスが積極的な補強を行っている。
MLB契約情報
先発左腕コール・ハメルズがブレーブスと契約
カブスからフリーエージェント(FA)になっていたメジャー163勝のベテラン左腕コール・ハメルズと1年1800万ドルで契約に合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えている。
Left-hander Cole Hamels and the Atlanta Braves are in agreement on a one-year, $18 million deal, sources tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) December 4, 2019
ハメルズは今季、6月末に故障者リスト入りしたが、27先発141回2/3イニングを投げて7勝7敗、防御率3.81、WHIP1.391、rWAR3.0だった。19年のカブスとの契約は1年2000万ドルだったので、200万ドルダウンの契約になった。
ただ、来季36歳になることを考えると、契約交渉が長期化する前にさっさと決めて楽しいオフを楽しみたいとメジャーキャリア14年のベテランは考えたのかもしれない。
2019年~20年オフのFA市場は、ゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグ、アジア系で初のナ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得したドジャースのリュ・ヒョンジン(柳賢振)など話題の選手が多い。ただ、敏腕代理人といわれているスコット・ボラス氏のクライアントが多く期限際までの難航が予想される。
そんなFA市場の先発投手たちだが、50名ちかいFA先発投手の中で、今季実績を残した投手を中心に注目選手をピックアップした。
なお、ダルビッシュ有は18年に結んだ6年1億2600万ドル(約136億円)の大型契約のオプトアウトを行使しないことを明言。FAとして他球団に移籍する可能性を否定している。
《FA先発投手》
※は、オプトアウト可能な選手、Pはプレイヤーオプション、Cはクラブオプション、()内の数字は年齢と19年サラリー。
スティーブン・ストラスバーグ(31)2500万ドル※P【QO拒否】
ジェイク・アリエッタ(34)2000万ドル※P
コール・ハメルズ(36)2000万ドル
ダラス・カイケル(32)2121万ドル
リック・ポーセロ(31)2112万5000ドル
リュ・ヒョンジン(33)1790万ドル
ゲリット・コール(29)1350万ドル【QO拒否】
マディソン・バムガーナー(30)1200万ドル【QO拒否】
ターナー・ロアーク(33)1000万ドル
アダム・ウェインライト(38)1000万ドル
アレックス・ウッド(29)965万ドル
ジェイク・オドリッジ(30)950万ドル【QO受託】
イワン・ノバ(33)916万6668ドル
カイル・ギブソン(31)812万5000ドル
マイケル・ピネダ(31)800万ドル
ザック・ウィーラー(29)597万5000ドル【QO拒否】
ウェイド・マイリー(33)450万ドル
ジョーダン・ライルズ(29)205万ドル
ブレット・アンダーソン(32)150万ドル
ホーマー・ベイリー(33)55万5000ドル
ホゼ・キンタナ(31)1050万ドル※C
カブスがクラブオプション行使
マーティン・ペレス(29)750万ドル※C
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