MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

19年-20年オフで移籍先の決まったFA先発投手は?

 

 アメリカでは例年、11月第4木曜日の「Thanksgiving Day」(感謝祭)の休暇が明けると、クリスマスの「Happy Holidays」まで、恒例のショッピングシーズンが始まる。返品できることを良いことに買いまくるのが、アメリカの消費者傾向だが、選手の獲得(補強)となるとそう簡単にはいかない。

 

移籍先の決まったFA先発投手は?

 

 毎年12月の上旬、MLBは、オーナーからマイナーリーグ関係者まで一堂に会する一大“ジョブフェア”であるウィンターミーティングを開催する。今年は現地12月8日~12日、ウエストコーストの風光明媚な港湾都市サンディエゴのハイアットリージェンシーホテルがその舞台だ。

 

 

 ここではウィンターミーティングを前に移籍先の決まったフリーエージェント(FA)のスターター(先発投手)をリストアップした。一覧表は19年の年俸の高い順に並べてあるが注目はゲリット・コールとスティーブン・ストラスバーグ。

 

 

その他にも、 マディソン・バムガーナー、ダラス・カイケル、 リック・ポーセロ、リュ・ヒョンジンなど、近年になく実績のあるスターターたちがFA市場に揃っている。

 

 

19年オフのFA市場の50名ちかい先発投手たちの中から既に契約が決まった投手と今季実績を残した投手を中心にピックアップした。お目当ての選手がお気に入りのチームに移籍するかどうか?気になるところだ。

 

 

 

移籍先が決まったFA先発投手

 

コール・ハメルズ(36)

19年2000万ドルから1年1800万ドルでブレーブスと契約

アダム・ウェインライト(38)

19年1000万ドルから1年500万ドルでカージナルスと再契約

カイル・ギブソン(31)

19年812万5000ドルから3年2800万ドルでレンジャーズへ

マイケル・ピネダ(31)

19年800万ドルから2年2000万ドルでブルワーズと再契約

ザック・ウィーラー(29)

19年597万5000ドルから5年1億1800万ドルでフィーリーズへ

ジョーダン・ライルズ(29)

19年約365万ドルから2年1600万ドルでレンジャーズと契約

ケンドール・グレイブマン(28)

19年57万5000ドルから1年200万ドルでマリナーズと契約

ティーブン・ストラスバーグ

19年2500万ドルから7年2億4500万ドル(年3500万ドル)で契約

 

※日本時間12月10日午前6時時点

 

 

 

 

FA先発投手

 

※は、オプトアウト可能な選手、PはプレイヤーオプションCはクラブオプション、()内の数字は年齢と19年サラリー。

 

 

ティーブン・ストラスバーグ(31)2500万ドル※P

ジェイク・アリエッタ(34)2000万ドル※P

コール・ハメルズ(36)2000万ドル

ダラス・カイケル(32)2121万ドル

リック・ポーセロ(31)2112万5000ドル

リュ・ヒョンジン(33)1790万ドル

ゲリット・コール(29)1350万ドル

マディソン・バムガーナー(30)1200万ドル

ターナー・ロアーク(33)1000万ドル

アダム・ウェインライト(38)1000万ドル

アレックス・ウッド(29)965万ドル

ジェイク・オドリッジ(30)950万ドル

イワン・ノバ(33)916万6668ドル

カイル・ギブソン(31)812万5000ドル

マイケル・ピネダ(31)800万ドル

ザック・ウィーラー(29)597万5000ドル

ウェイド・マイリー(33)450万ドル

ジョーダン・ライルズ(29)365万5614ドル

ブレット・アンダーソン(32)150万ドル

ホーマー・ベイリー(33)55万5000ドル

ケンドール・グレイブマン(28)57万5000ドル

 

ホゼ・キンターナ(31)1050万ドル※C

マーティン・ペレス(29)750万ドル※C