カブスが現地10月31日、正一塁手アンソニー・リゾとのクラブオプションを行使することを複数のメディアが伝えている。
MLB契約情報
リゾの契約は2013年から7年4100万ドルで来季2020年と21年は、それぞれ1650万ドルのクラブオプション(バイアウト200万ドル)になっている。
リゾは30歳、今季は、146試合出場、打率.293、27本塁打、94打点、出塁率.405、長打率.520、OPS.924、rWAR3.9で2年連続3度目のゴールドグラブ賞を受賞している。
守備の名手に贈られるフィールディング・バイブル賞も2016年に受賞。オールスターゲームにも3度選ばれている。
一塁手としてはMLB10位の年俸。同世代のパドレス、エリック・ホズマー(打率.265、22本塁打、OPS.735)が来季2100万ドルなので、それと比べてもリーズナブル。
来季あたりからカブスとの契約延長交渉が始まるかもしれないが、その場合カージナルスに移籍したポール・ゴールドシュミット(打率.260、34本塁打、OPS.822)の5年1億3000万ドル(平均2600万ドル)あたりがベースになるかもしれない。
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10代の時に悪性腫瘍ホジキンリンパ腫の診断を受けたことから、その病気に苦しむ子どもや家族のための基金を設立している。
そうしたがん患者の支援にも取り組んでいることが評価され、2017年にカブスの選手では3人目となる「ロベルト・クレメンテ賞」を受賞している。現在のカブスではクラブハウスで中心的存在だ。