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【MLB契約情報】シュワーバーはRソックスとの再契約に前向き

 

レッドソックスカイル・シュワーバー外野手(兼一塁手)は、ボストン残留を希望している。フリーエージェント交渉が始まる前に新しい契約について話し合う用意があるらしい。

 

 

 

MLB移籍情報 カイル・シュワーバー

 

 

28歳のシュワーバーは、2020年12月にカブスからノンテンダーFAになり、2021年1月にナショナルズと700万ドルの単年契約を結んだ。この移籍は、ここでも紹介したが、契約は2021年が700万ドルで2022年が1150万ドルの相互オプションだった。

 

その後、7月のデッドライントレードレッドソックスに移籍。ナッツでは72試合に出場し、打率.253、本塁打25、OPS.910と期待通りの破壊力で、ボストン移籍後も外野や指名打者一塁手で起用され41試合で打率.291、本塁打7、二塁打10、打点18、OPS.957と好成績を残した。

 

 

 

シュワーバーはボストングローブ紙のアレックス・スパイアーに「(戻る)ことを考えないのはかなりバカげているだろう」と語ったという。

 

来季(22年)は、1150万ドルの相互オプションで、彼はそれを拒否する可能性はあるが、契約交渉のテーブルに着く用意はあるということだろう。

 

レッドソックスは今季、2年目のボビー・ダルベックが正一塁手としてスタート。シーズン通算では25本塁打OPS.792とそこそこの数字に収まったが、前半戦は、72試合で打率.219、OPS.673と一塁手としては物足りない成績で、一塁手が補強ポイントだった。

 

そこでポストシーズンを見据えて強打の一塁手を物色。最初はカブスのアンソニー・リゾ一塁手を狙っていたが、争奪戦ではヤンキースに敗れ、最終的にはカブス同様に夏の売り手に回ったナッツからシュワーバーを補強した。

 

シュワーバーはメジャー7年間で通算打率は.237と低いものの153本塁打OPS.836と破壊力が魅力。多くを望まないのなら再契約の可能性は大きいと予想したい。

 

 

 

 

 

▽記事参考/引用

 

www.thescore.com