カブスがアストロズからフリーエージェント(FA)となっていたトレイ・マンシーニと2年契約で合意したようだ。ESPNのジェシー・ロジャースらが伝えている。
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契約金などの詳細は明かされていないが、マンシーニが契約の初年度に350打席以上を記録した場合、2023年シーズン終了後に契約をオプトアウトできる条項が盛り込まれているようだ。
Cubs To Sign Trey Mancini https://t.co/xK8arxAGuD pic.twitter.com/4cZSZ5e9pf
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) January 15, 2023
マンシーニは、2016年にオリオールズでメジャーデビュー。2019年に打率.291、35本塁打、97打点、OPS.899、OPS+134をマークして注目されたが、ステージ3の結腸癌が見つかり、治療に専念するために2020年シーズンを全休した。
その翌年2021年には戦列復帰を果たし、夏のホームラン・ダービーに出場して準優勝を果たすなど、癌を克服して闘う姿には感動を覚えた記憶がある。
この年は打率.255、21本塁打、71打点、OPS.758をマークしてカムバック賞も受賞した。
2022年はオリオールズで92試合に出場したあと、夏場のフラッグディール・トレードでアストロズへ移籍。シーズン終了後にアストロズからFAになっていた。
The Chicago Cubs will finish ___ in the NL Central this year. pic.twitter.com/hMolvjgjIu
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) January 15, 2023
カブスは今オフ、レッドソックスを解雇されたエリック・ホズマーを獲得したが、ホズマーが正一塁手の場合、指名打者(DH)に有力な戦力がいなくなり、一塁及びDHの強化が補強ポイントになっていた。
ホズマーとマンシーニが以前のような活躍をしてくれればという前提だが、カブスは今回の補強で打線のアップグレードに成功した。