インディアンスの先発ローテーション投手、トレバー・バウアーがレッズに移籍する。
フラッグディール・トレード情報
スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン氏によると、このトレバー・バウアーのトレードは、インディアンス、レッズにパドレスの3球団が絡むトレードに発展しているようだ。
Right-hander Trevor Bauer has been traded to the Cincinnati Reds, sources familiar with the deal tells ESPN. He will move as part of a three-team deal with the San Diego Padres, according to sources.
— Jeff Passan (@JeffPassan) July 31, 2019
このトレードでレッズからはヤシエル・プイーグ外野手、スコット・モス投手がインディアンスに移籍、レッズ傘下2Aのテイラー・トランメル外野手がパドレスへ移籍する予定。
さらに、パドレスのメジャー2年目の若手フランミル・レイエス外野手、今季メジャーデビューの22歳左腕ローガン・アレン投手、19歳ルーキーリーグのビクター・ノバ投手がレッズに向かっている。
So, #Indians’ return, per @dennistlin and @JonHeyman, will be Yasiel Puig, Franmil Reyes and Logan Allen. Bauer to CIN, Taylor Trammell to SD.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) July 31, 2019
トレバー・バウアーは現地29日のロイヤルズ戦で4回1/3、9安打8失点のKOで降板を告げられると、ボールをバックスクリーンへ大遠投した。
それまでの一連の流れを見るとバウアーの気持ちもわかるが、フラストレーションを前代未聞の行為で爆発させたバウアーにはリーグから罰金処分が科せられた。
ただ、バウアーやプイーグの移籍は以前から名前が挙がっており、とくにバウアーのこの罰金処分が今回のトレードには関係ないとみたい。
レッズからパドレスに移籍のテイラー・トランメル外野手はドラフト1位指名(全体35位)でMLBトップクラスのプロスペクト(BP11位、MLB16位、FG12位)。
インディアンスが獲得
レッズが獲得
- トレバー・バウアー投手(インディアンスより)
パドレスが獲得
- テイラー・トランメル外野手(レッズより)
インディアンスはパンチ力のなかった外野手のアップグレードに成功した。パドレスは豊かなファーム層からメジャーリーガーに育った2人をトレード要員に差し出して、新たにプロスペクトを追加したことになる。
レッズは今季終了後にFAになるキューバの暴れん坊を放出して、工学部出身のちょっと変わった先発投手を獲得した。