ジャッジが復帰したヤンキース
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が21日(日本時間22日)、ホームでのアストロズ戦に「1番ライト」で復帰した。
先日のジャンカルロ・スタントン外野手(兼DH)に続いて大砲復帰でMLB30球団中4位の本塁打数を誇る重量級打線がこれまで以上に厚みを増した。
ヤンキースは一時、野戦病院のように故障者リスト(IL)が膨れ上がった。現在は主力級が復帰して多少改善したように見えるが、ルイス・セベリーノ投手やセットアップマンのデリン・ベタンセス投手など、12人がILに登録され、すぐに復帰できそうな10日間ILが2人で、そのほかの10人が60日間IL。
【ヤンキースのIL状況】(※日付は現地時間)
■復帰
CCサバシア (6/2復帰)
D.グレゴリウス (6/7復帰)
G.スタントン (6/18復帰)
A.ジャッジ (6/21復帰)
■新加入
E.エンカーナシオン (6/15)
C.メイビン (4/25)
K.モラレス (5/14)10日間IL
■主な故障者
T.トゥロウィッキー
D.ハーマーン 10日間
L.セベリーノ
D.ベタンセス
M.アンドゥハー 手術
G.バード
A。ヒックス
大量の故障者が早期に出る中、キャメロン・メイビン外野手やエドウィン・エンカーナシオン(兼DH)らをシーズン中に補強した。
幸運だったのは、地区3連覇中のレッドソックスが開幕から出遅れたこと。その間でもレイズと地区の首位争いを演じられたことだろう。
ジャッジの復帰でそのラインナップはどうなったのか?
ジャッジが復帰して打線の変化に注目したい。ジャッジは、打席に多く 立たせることを考えて昨年の定位置だった2番から1番で起用された。好調のゲイリー・サンチェス捕手が2番に入った。
That leadoff man, though 👀👨⚖️
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— New York Yankees (@Yankees) 2019年6月21日
ヤンキースのきょうのラインナップ
- 右 A.ジャッジ
- 捕 G.サンチェス
- 遊 D.グレゴリウス
- DH G.スタントン
- 一 E.エンカーナシオン
- 中 B.ガードナー
- 二 G.トーレス
- 三 G.ア―シェラ
- 左 C.メイビン
守備を考えるとベスト・オーダーではない。本来ならアーロン・ヒックスがセンターで、スタントンがレフトだろう。指名打者はエンカーナシオン。
ヒックスはスイッチヒッターで左打者が少ない打線の中にあって変化を作れるが、ここまで打率が1割台でベテランのガードナー(左投/左打)やメイビン(右投/右打)を使わざるを得ない状況だ。
内野は一塁ルーク・ボイト。二塁DJルメイヒュー、三塁グレイバー・トーレス、遊撃ディディ・グレゴリウスという布陣がベストだろう。
ヒックスあたりが昨年並み(27本塁打/OPS.833)に活躍し、ガードナー(左投/左打)やメイビンを控えに置くことができれば外野手と指名打者を相手の投手や選手のコンディションと相談しながらローテしていける。
The recess is over. Court is 👏 back 👏 in 👏 session. pic.twitter.com/WV5nPXSwhx
— New York Yankees (@Yankees) 2019年6月21日