エンゼルスの大谷翔平が11日(日本時間12日)、敵地オリオールズ戦で今季2回目のマルチヒットを記録した。
大谷翔平NEWS
「3番・DH」でスタメン出場した大谷。前試合の最終打席で今季初の外野フライでアウトになったが、敵地ボルチモアのカムデン・ヤーズでいい感触を思い出したのかもしれない。
この日の試合では、対戦した全投手が右ピッチャーだたが、これまでのような追い込まれてからのゴロアウトではなく、積極的に初球からスイングし、打球もラインドライブ性の当たりが多く今季初アーチを期待できそうな雰囲気を漂わせる内容だった。
第1打席も初球のバックドア高めフォーシームを叩いたがセンター正面のライナーだった。3回の第2打席は3-1のバッティングカウントから真ん中高めのフォーシームにタイミングが遅れてレフト浅めのフライだった。
【大谷翔平】2019/05/11_Shohei Ohtani_Orioles vs Angelshttps://t.co/x7pc6mGUwC
— playball baseball (@w_mansai) 2019年5月12日
エンゼルスの大谷翔平投手は敵地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で5戦連続スタメン出場
そして6回の第3打席。先頭打者として打席に入った大谷は相手の2人目右腕イーノアが投じた外寄り93マイルのフォーシームをレフトに弾き返した。ラインドライブの鮮やかなヒットは11打席ぶりだった。
7回の第4打席はレフトフライに倒れたが、4点リードとなった9回1死二塁での5打席目は3-1からの5球目、真ん中低めのチェンジアップを右中間へライナー性のタイムリーヒット。二塁走者のシモンズが生還した。
この日は5打数2安打、1打点、1得点だった。今季はこれで21打数4安打、打率.190、3打点、3死四球(1死球)、7三振になった。
2安打は積極的に叩きにいった結果で、ファーストストライクを打ちに行く姿勢が好結果につながったと見たい。全打席で打球に角度が出て外野フライが出だしたので、今季第1号アーチも予感できる打席が多かった。
試合は4番アルバート・プホルスが2打席連続(第7号・8号)のホームランを放ち7対2でエンゼルスが勝利。プホルスは通算59回目のマルチ・ホームラン。チームは3連勝。大谷の復帰後5試合で4勝1敗とし、5割復帰まであと1勝になった。