マニー・マチャドを獲得したサンディエゴ・パドレス。2006年の地区優勝以来、下位に低迷しているが、ウエストコーストで日本人スタッフがフロントに多い球団だけにスポットを当てて新戦力やラインナップを紹介したい。
18年オフの補強ポイント
①先発投手
②遊撃手
③三塁手
④セットアップマン
▼パドレスの新戦力
マニー・マチャド(三塁手:FA)
ギャレット・リチャーズ(SP右腕:FA)
グレッグ・ガルシア(遊撃手:ウエーバー)
イアン・キンズラー(二塁手:FA)
アーロン・ループ(RP左腕:FA)
デイトリック・エンズ(左腕:FA)マイナー契約
▼打線のラインナップ
1.(二)イアン・キンズラー
2.(三)マニー・マチャド
3.(一)エリック・ホズマー
4.(右)ハンター・レンフローorフランミル・レイエス
5.(左)ウィル・マイヤーズ
6.(中)マニュエル・マーゴorフランチー・コルデロ
7.(遊)ルイス・ウリアス
8.(捕)オースティン・ヘッジス
▼先発ローテ/クローザー
SP1:ジョーイ・ルケーシー
SP2:ロビー・アーリン
SP3:ブライアン・ミッチェル
SP4:エリック・ラウアー
SP5:マット・ストラーム
CL:カービー・イエーツ
ファーム層はMLBランキングで100位以内のプロスペクトが10人、MLBトップクラスの充実ぶり。すでにMLBデビューしている選手も数人いて、21歳のルイス・ウリアス遊撃手あたりは開幕から起用されそうだ。
昨年は、13年の新人王でフランチャイズの顔ともいうべきウィル・マイヤーズが、DL入りで精彩を欠いたが、今季はフルタイムの外野手に戻ることがすでに発表されている。
その外野手には27歳ハンター・レンフローが4年目だが2年連続で26本塁打をマークして主軸を打てる選手に成長しつつあるのでマチャドを2番にしてレンフローを4番にしてみた。上位打線は破壊力がアップしている。
昨年のエリック・ホズマーの獲得に次ぐマチャドの加入でMLB全体で27位のチーム打率、30位のOBP、28位の得点、24位の本塁打数は改善されそうだ。
ただ、先発投手でエンゼルスから獲得したリチャーズは肘の手術で今季は絶望的。MLB全体27位の防御率だった先発ローテはさほど改善されていない。そのためブルペンだった左腕のマット・ストラームやプロスペクトランキングでチーム内5位の23歳右腕クリス・パダックが開幕からローテーション入りする可能性が出てきた。