MLB2019 年俸ランキングTOP10
ハーパーとマチャドの契約が決まった。次は、エンゼルスのトラウトの契約延長交渉の行方が気になるが、2019年の年俸ランキングを紹介したい。
ここでも2月12日の記事で紹介したが、多少修正してお届けしたい。トラウトはFAまで2シーズンあるが、今後の契約交渉の参考になるかもしれない。
■MLB 2019年の年俸 Top10
01位 スティーブン・ストラスバーグ 3830万ドル
7年(2017-23)、1億7500万ドル。代理人はスコット・ボラス氏。
02位 マックス・シャーザー 3000万ドル
7年間(2015-21)、2億1000万ドル。7年契約の5年目だが、その間に「サイ・ヤング賞」を2度(通算では3回目)。昨年は300奪三振をマーク。ここまでの成績だけを見ると7年以上の長期契約でもっとも活躍している選手かもしれない。彼もボラス物件。
03位 ザック・グリンキー 3450万ドル
6年(2016年 - 21年)、2億6550万ドル。Dバックス移籍初年度(16年)の防御率4.37のイメージが悪い。
04位 マイク・トラウト 3410万ドル
6年(2015年 - 20年)、1億5450万ドルの契約。17年以外はMVP投票で1位か2位にノミネート。18年はbWARで10.2と圧倒的な数字を残した。総額3億5000万ドルの契約更改が噂されている。問題はどのチームが契約するかだ。
05位 デビット・プライス 3100万ドル
7年(2016-22) 、2億1700万ドル。16年は230イニングを投げたが、17年は74回2/3にとどまった。カーショーと同額だが、契約総額の多いプライスを上位にした。
06位 クレイトン・カーショー 3100万ドル
3年(2019-21)、9300万ドル。最近は故障が目立ち、この3年間は200イニングを投げていないが、30歳で「サイ・ヤング賞」を3度受賞。MLBを代表する左腕であることは間違いない。
07位 ミゲル・カブレラ 3100万ドル
8年(2016-23年、2024-25年べスティング・オプション)、2億4800万ドル。
08位 ヨエニス・セスペデス 2900万ドル
4年(2017-2011)、1億1000万ドル。キューバ人最高年俸。
09位 ジャスティン・バーランダー 2800万ドル
7年(2013年 - 19年)、1億8000万ドル。キャリア14年で200イニング以上が11回のタフガイ。最多奪三振5回。WHIPやBB9をみればわかるが制球力が年々アップして職人のような風格が出てきた。
10位 アルバート・プホルス 2800万ドル
10年(2012-21) 、2億4000万ドル。12年シーズン前にフリーエージェントとして締結した10年契約の8年目。この頃は、今では考えられない長期契約が多かったがプホルスの最終年は41歳で1年3000万ドルまで吊り上がる契約になっている。偉大な打者だが、高い退職金にならないことを祈りたい。
※ちなみに、マニー・マチャドの19年は1200万ドル。20年から1年3200万ドルになる。ブライス・ハーパーの19年は約1154万ドル。彼も20年以降に跳ね上がって1年約2754万ドルになる。