FA情報2018
2018年~19年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、ブライス・ハーパー外野手とマニー・マチャド内野手が目玉選手になることは間違いなく、ストーブリーグでは複数球団による争奪戦が繰り広げられる事が予想できる。
そんなFA市場のポジション別の注目選手をピックアップして紹介する。(※は、オプトアウト可能な選手)
今オフにFAになる主な選手
《先発投手》
パトリック・コービン(ダイヤモンドバックス)
ダラス・カイケル(アストロズ)
デビッド・プライス(レッドソックス)※
J.A.ハップ(ヤンキース)
CCサバシア(ヤンキース)
ランス・リン(ヤンキース)
トレバー・ケーヒル(アスレチックス)
クレイ・バックホルツ(ダイヤモンドバックス)
ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
ジオ・ゴンザレス(ブリュワーズ)
柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
マット・ハービー(レッズ)
ウェイド・マイリー(ブリュワーズ)
ギャレット・リチャーズ(エンゼルス)
タイソン・ロス(カージナルス)
ブレット・アンダーソン(アスレチックス)
エドウィン・ジャクソン(アスレチックス)
バートロ・コロン(レンジャーズ)
ハイメ・ガルシア(カブス)
アダム・ウェインライト(カージナルス)
ミゲル・ゴンザレス(ホワイトソックス)
フランシスコ・リリアーノ(タイガース)
クリス・ティルマン(レンジャーズ)
ヨバニ・ガヤード(レンジャーズ)
サイヤング賞投手のダラス・カイケルに加えてチャーリー・モートンも2018年が契約最終年でFAになるアストロズ。
ただ、アストロズには、ジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、ランス・マッカラーズ・ジュニアやブラッド・ピーコックも残るので、場合によっては2人とも再契約しない可能性もある。少なくとも、カイケルとモートンのどちらかは市場に出る可能性は高いと見たい。
30歳左腕ダラス・カイケルの18年の年俸は1320万ドル。ジョン・レスターやダルビッシュ、ジョニー・クエトなどが、30歳前後で5年から6年契約、年平均2100万ドルから2500万ドルを手にしているので5年1億ドル、年平均2000万ドルぐらいの契約は手にするかもしれない。
チャーリー・モートンは34歳。16年オフに2年1400万ドルでアストロズと契約。今季はキャリアハイに迫るスタッツを残しているが、これまで200イニングを投げたことがなく、年齢的にも大幅アップは期待できないだろう。
12月に37歳になるジェームズ・シールズあたりもロイヤルズ時代がピークで、9年連続200イニング以上を投げたラバーアームも、さすがに体力的な峠を過ぎた感がある。
そして、もう一人、ドジャースのクレイトン・カーショーが契約をオプトアウトしてFAを選択する可能性もあり、もし、そうなれば、彼も注目選手になることは間違いない。