2018年~19年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、ブライス・ハーパー外野手とマニー・マチャド内野手が注目選手になることは間違いなく、ストーブリーグでは複数球団による争奪戦が繰り広げられる事が予想できる。
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そして、もう一人、ドジャースのクレイトン・カーショー投手が契約をオプトアウトしてFAを選択する可能性もあり、もし、そうなれば、彼も注目選手になることは間違いない。
そんなFA市場のポジション別注目選手をピックアップ。以前にも紹介したが、先発投手編の第2弾を紹介したい。
《先発投手》
パトリック・コービン(ダイヤモンドバックス)※1
ダラス・カイケル(アストロズ)
J.A.ハップ(ヤンキース) ※2
CCサバシア(ヤンキース)
ランス・リン(ヤンキース)
トレバー・ケーヒル(アスレチックス)
クレイ・バックホルツ(ダイヤモンドバックス)
ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
ジオ・ゴンザレス(ブリュワーズ)
柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
マット・ハービー(レッズ)
ウェイド・マイリー(ブリュワーズ)
ギャレット・リチャーズ(エンゼルス)
タイソン・ロス(カージナルス)
ブレット・アンダーソン(アスレチックス)
エドウィン・ジャクソン(アスレチックス)
バートロ・コロン(レンジャーズ)
ハイメ・ガルシア(カブス)
アダム・ウェインライト(カージナルス)
ミゲル・ゴンザレス(ホワイトソックス)
フランシスコ・リリアーノ(タイガース)
クリス・ティルマン(レンジャーズ)
ヨバニ・ガヤード(レンジャーズ)
デビッド・プライス(レッドソックス)※
※オプトアウト可能
※1 ダイヤモンドバックスの左腕パトリック・コービンは、キャリア6年目で最高のシーズンを送っている。
勝ち星こそ11勝で、14勝をマークした昨年には及ばないが、この時点で192イニング、防御率3.09、FIP2.43。奪三振237、奪三振率11.1、与四球率2.0、被本塁打率0.7。その他のスタッツでもキャリアハイをマークしている。
ニューヨーク出身で、サバシアがFAになるヤンキースあたりが、セベリーノ、田中将大の両右腕に左投手を1枚加えたいと考えても不思議ではない。
前回の《先発投手編》でも紹介したダラス・カイケルと共に先発投手が人材不足と言われるFA市場で争奪戦になることが予想される。
※2 J.A.ハップ(ヤンキース)は、ヤンキース移籍後、好調をキープしている。11試合で防御率2.69。7試合でクオリティスタート。
この10月に36歳になるが、1年~2年契約でヤンキースとの再契約も考えられる。
ヤンキースのローテーションの中で貴重な左腕ジョーダン・モンゴメリーは、トミー・ジョン手術のためシーズン全休で来季も計算できない。
そのため、左投手の補強が懸案事項で、パトリック・コービンとJ.A.ハップがヤンキースのターゲットになることは間違いなさそうだ。