MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平が1試合2本塁打を含む4安打の猛打賞!大震災の北海道に勇気と希望を!!

 

エンゼルス大谷翔平が驚異のペースで本塁打を量産している。

 

大谷翔平NEWS

 

5日(日本時間6日)、敵地レンジャーズ戦で第1打席は四球、第2打席は快足を飛ばして三塁内野安打、第3打席に今季17号2ランを放つと、第4打席には中前打&二盗成功。そして第5打席には日本人メジャー選手1年目の最多記録に並ぶ18号ソロを放った。

 

 

 

 

8月3日以来、今季2度目の1試合4安打で打率は.287まで上昇した。

 

 

大谷が18号を放ったのはシーズン247打数目。城島が18本を記録したのは583打数目。数字に弱い筆者でもその驚異的なペースは容易に判断できる。

 

デイリースポーツの記事によれば本塁打率13.7(247打数÷18本塁打)は、メジャー1位のクリス・デービス(アスレチックス)の12.5には及ばないもののリーグ7位に相当する。8月以降はペースを上げ、69打数で9本塁打本塁打率7.7は両リーグ1位らしい。

 

 

大谷の長打率.579は、規定打席以上の打者と比較しても打撃ランキングで5位に相当する。打席数は足らないが、出塁率.367、OPS.946、OPS+155、WAR3.5と、どの数値をとってもハイアベレージで、メジャー1年目で、対左投手の数値を除いては、リーグを代表するスラッガーたちと遜色ない。

 

 

大谷周辺には、MRI検査による新たな右肘のじん帯損傷問題が発覚した。そうしたうっ憤を晴らすようなパフォーマンスを披露した。

 

 

大谷が日本時代にプレイした北海道の大地が揺れた。6日午前3時8分ごろ、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震が発生し、厚真(あつま)町で震度7むかわ町と安平(あびら)町で震度6強を観測するなど道内各地が強い揺れに襲われた。

 

 

道内で大停電が発生し、多くの道民が被災している。大谷の猛打は、そうした大谷の背中を押してくれたファンへのエールのように思えてならない。

 

 

私が思い出すのは1995年のオリックス・ブルーウェーブの優勝だ。当時、大阪在住の筆者も神戸の友人知人も被災した。

 

 

そんな時に、仰木監督(故人)やイチロー田口壮らが「がんばろう神戸」を合言葉にパ・リーグを制覇して、被災した神戸の街を勇気づけた。

 

 

筆者の経験からして大谷の活躍は、北海道の野球ファンたちを勇気づけることは間違いない。