7回までアストロズの先発ランス・マッカラーズJrに1安打に抑えられていたヤンキース打線だったが、7回にアーロン・ジャッジの本塁打で目を覚ますと、8回に2点ビハインドを逆転。6対4で勝利し、ア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)の対戦成績を2勝2敗にした。
MLB2017 ALCS
ヤンキースは今シーズンの躍進の象徴だったジャッジが、この試合の前までポストシーズン34打数5安打、打率.147(OPS.646)と不振を極めていた。
しかし、第3戦の2本目から感触を取り戻したのか、この試合でも7回先頭打者で回って来た第3打席、初球の甘く入ったナックルカーブを捉えて、シーズン中に何度も見たセンター・バックスクリーンに叩き込む反撃の一打を放った。
#AllRise: Aaron Judge hits a MONSTER home run to get the Yankees on the board. pic.twitter.com/xrGy3EZnsH
— YES Network (@YESNetwork) 2017年10月17日
これでホーム無敗のヤンキースに火がついた。8回裏、ヤンキースは8番トッド・フレイジャーと代打チェイス・ヘッドリーの連打でノーアウト二、三塁のチャンスメイク。
ここでアストロズはクローザー、ケン・ジャイルズを投入。
1番ガードナーの二塁ゴロでまず1点を返し3対4。1死三塁からジャッジが左翼フェンスを直撃するタイムリー二塁打で同点。
押せ押せムードのヤンキースは3番グレゴリウスがヒットで繋いで1死一、三塁とし、4番サンチェスが右中間を破る二塁打を放って2点を勝ち越した。
今季のアストロズ・リリーフ陣は30球団中、防御率で17位。弱点とされたブルペンがヤンキースの勢いを止められなかった。
明日行われる第5戦は、ホームで強い田中将大と左腕ダラス・カイケルが先発予定。