現地4日から始まるア・リーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)初戦と第2戦の先発投手が判明した。
ALDS GAME2
インディアンスの本拠地、プログレッシブ・フィールドで開幕するア・リーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)の第1戦をヤンキースはソニー・グレイ、第2戦はC.C.サバシアが先発する予定。
Sonny Gray will start Game 1 of the ALDS. CC Sabathia will start Game 2. #Yankees pic.twitter.com/OdipbYeJft
— YES Network (@YESNetwork) 2017年10月4日
これにより、ALDS第1戦はグレイとトレバー・バウアー。第2戦はベテラン左腕のCC.サバシアとエース右腕のコーリー・クルーバーというマッチアップとなる。
■エースを第2戦にもってきたインディアンス
AL最高勝率でホームフィールド・アドバンテージのあるインディアンス。指揮官テリー・フランコーナ監督は、クルーバーとの話し合いのなかで、エースを第2戦、そして中4日で第5戦で「余裕をもって投げさせるプラン」を説明し、エースはこれを受け入れたという。
今季のクルーバーは大車輪の活躍をした。29試合に先発して18勝4敗、防御率2.25、265奪三振は「サイ・ヤング賞」候補でもある。
クルーバーは、昨年のポストシーズンでも6試合に登板。そのスタッツを分析すると中3日で登板した3試合は、15イニングで7失点だった。その他の3試合は、19.1イニングで防御率0.00をマーク。
この事から過度の負担はパフォーマンスに影響することは明らかだった。
そうした意味合いで「第1戦に先発した投手を中3日で第4戦に先発させる」というパターンを避るプランを選択。これを見る限りは正しい選択だと言える気がするが、勝負のかかった第4戦に投げさせる投手を信頼していなければ、この選択はできない。
インディアンスの第3戦は、カルロス・カラスコ。第4戦はジョシュ・トムリンが発表されている。トムリンは昨年もレッドソックスとのALDSに登板して5回2失点だった。
GAME3 カルロス・カラスコ
(RHP/30歳/32試合/200回/18勝6敗/防御率3.26)
GAME4 ジョシュ・トムリン
(RHP/32歳/26試合/141回/10勝9敗/防御率4.98)